その不調…【無意識の食いしばり癖】が原因かも!?出来る対策と顔周りを優しくほぐすストレッチ

 その不調…【無意識の食いしばり癖】が原因かも!?出来る対策と顔周りを優しくほぐすストレッチ
AdobeStock

ストレスを感じやすい春。朝起きて、寝たはずなのに疲れが取れない、肩が凝っていたり、顔や歯が痛い?それは「食いしばり癖」が原因かもしれません。食いしばりをやめるには?今すぐできることを見ていきましょう。

広告

朝起きて、しっかり寝たはずなのに疲れが取れない、肩が凝っていたり、顔や歯が痛い?それは「食いしばり癖」が原因かもしれません。まず、食いしばり癖が起こる原因からチェックしてみましょう。

・スポーツや、仕事で瞬発的に力を出すような職業に就いている

・体が冷えている。薄着しがち。

・精神的・肉体的なストレスや緊張が続いている。

・リラックスできていない、力を抜くことが苦手。

・歯に関する不調がある。歯並び・噛み合わせの不具合がある。

・食事中、左右均等に噛めていない。噛み方に癖がある。

食いしばり癖が慢性化すると、顔だけでなく周辺の筋肉も硬くなります。そうすると、血流やリンパが滞り、首こり、肩こりや顔のむくみにもつながります。歯ぎしり・食いしばりの際の噛む力は、なんと自分の体重の2倍〜5倍とされています。つまり女性でも100kg以上の力が毎日歯や顎にかかります。歯や顎を痛める原因になることもあります。できることから対策してみましょう。

食いしばりに関わる咬筋とは?

咬筋とは食物を咀嚼する時に使われる筋肉で、必要以上に発達し肥大(膨張)している状態を咬筋肥大といいます。

咬筋
イラストAC

では、咬筋が凝っているかチェックしてみましょう。

・咬筋を触るとコリコリしている

・人差し指・中指・薬指を並べて縦にして口に入れようとしても入らない

・歯を食いしばって「い」の口にすると咬筋が飛び出す

いかがでしたか?寝ている間に無意識に行っているため、自覚がないこともあります。肩こりがひどく、マッサージでもなかなか良くならない…という方はこの【咬筋】にも注目してみましょう。

今すぐできること

・心と体の緊張をほぐす

まず、体全体の緊張を意識してほぐすことから始めましょう。自分では気づかないうちに、無意識に力が入っていることも。意識的に緩める時間を作りましょう。ストレス・疲労は、食いしばりや歯ぎしりを悪化させてしまいます。無理をしすぎず、「ストレスが溜まっているな」「疲れたな」というときは、ストレスや疲労の原因をできるだけ避けて、リラックスできる時間を作りましょう。

・食いしばりをしていないか意識して確認するくせをつける

目につく場所に、【リラックス】などメモをはり、無意識のうちに口周りに力が入っていないか気にかけてみましょう。ゆるめるクセをつけていくことが大切です。これから紹介するヨガで、無意識に入った力みを手放していきましょう。

 

広告

AUTHOR

ひるかわえみこ

ひるかわえみこ

劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

咬筋
ストレッチ
ストレッチ
ストレッチ
ストレッチ
ストレッチ
ストレッチ
ストレッチ
ほぐし
ほぐし
ほぐし
その不調…【無意識の食いしばり癖】が原因かも!?出来る対策と顔周りを優しくほぐすストレッチ