【腰の違和感の原因】骨盤を正しい位置に自然と矯正!脚のつけ根とお腹を伸ばすうつ伏せストレッチ

 【腰の違和感の原因】骨盤を正しい位置に自然と矯正!脚のつけ根とお腹を伸ばすうつ伏せストレッチ
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「長時間座っていると腰に違和感を感じる」そんなお悩みを日々感じていませんか?そして、そのお悩みを放置していませんか?腰に違和感があると、腰に響かないように全ての動作に気を配らなくてはいけなくなり、動くことすら億劫になりますよね。そうしてまた腰に疲れがどんどん溜まっていく…そんな負のループを断ち切るストレッチを今日はご紹介します。しかも寝たままでできるので、寝る前に布団の中でやるだけ。朝目覚めた時には昨日よりも快適な腰で起きることができますよ!

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こんな座り方、していませんか?腰に負担がかかっています!

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(腰に負担がかかる座り方の代表/イラストAC)

イラストのように、お尻を前にスライドさせ、背中をべたりとつけて座っていませんか?長時間座っていると椅子に寄りかかりたくなり、体が楽に感じます。実はこれが腰に負担がかかる座り方の代表なのです。

お尻が前にスライドし骨盤が後ろへ倒れることで、次第にお腹に力が入らなくなり、前ももとつけ根が硬くなります。そして腰が硬くなり、腰痛を引き起こします。 

悪い姿勢が腰に良くないとわかっていても、長時間この姿勢でいると、徐々にこの姿勢が体に馴染んでしまいます。体に馴染んでいるからこそ正しい姿勢に直そうとしても、「どこが正しい姿勢かわからない」「正しくできているかわからない」という感覚になり、また姿勢は元に戻ってしまいます。そうしている間に腰には負担がかかり続け、腰痛はなくなりません。

この負のループを断ち切りませんか?そのためには、後ろに倒れた骨盤を正しく立てられるよう硬くなっている2つの筋肉をストレッチすることが近道です。 

骨盤を正しい位置に戻すには「お腹とつけ根を伸ばすこと」

後ろへ倒れている骨盤を正すには「お腹」と「つけ根」をストレッチし、自然と骨盤が立つ方向へ骨盤を誘導することが大切です。

写真のように脚を斜め後ろへ伸ばすことで、お腹とつけ根がストレッチされ、骨盤は後傾方向から自然と立つ位置へと誘導できます。

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そして、座っている時の姿勢も心がけていきましょう。

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「耳の穴・肩・股関節」が一直線になるような姿勢が座っている時の正しい姿勢です。この姿勢を1日に1回は意識することから始め、ストレッチと共に正しい姿勢を体に馴染ませます。

最初はこの姿勢で座ることが体が辛いと感じるかもしれません。しかし、ストレッチを続けることで骨盤が自然と立ち、この姿勢自体が楽になっていきます。

  • 寝る前のストレッチ
  • 1日1回正しい姿勢(「耳の穴・肩・股関節」が一直線で座ること)

この2つを心がけることから始めましょう。それではストレッチのやり方を紹介します。

【骨盤を自然に矯正】腰痛緩和! つけ根とお腹を伸ばすうつ伏せストレッチ

1)うつ伏せになります

この時、両手を重ねて顎を乗せます。

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  2)片膝を曲げて準備
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3)斜め後ろへ脚を伸ばしてお腹・つけ根をストレッチ

この動作を片足5〜10回行いましょう。お腹・つけ根の伸びを感じない場合は、脚を斜め後ろへ伸ばしたまま静止しましょう。

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▼動画で見る▼

 

寝る前のストレッチと1日1回正しい姿勢で座ることを心がけましょう。些細なことの積み重ねが骨盤が自然と立つことに繋がり、腰の負担が確実に減っていきます。快適な体を一緒に作っていきましょう。

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AUTHOR

伊藤みなみ

伊藤みなみ

日本女子体育大学を卒業後、ピラティスインストラクター/パーソナルトレーナーとして指導開始。バレエ歴25年。トレーニング指導歴10年。パーソナルトレーニングサロンitomii代表。企業での講師業やライブ配信も行っている。しなやかに動く体作りをモットーに、初心者でも無理なくできる・体が変わるエクササイズを発信中。



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