【理学療法士が教える】猫背を治した私が実践していた3つの習慣
「長年、猫背で悩んでいる」「猫背の治し方がわからない」とういう方は、まずは日々の習慣から変えていくことをオススメしますダイエットは1日で効果を出すことは難しいですが、姿勢は意識したその日から変えられるので、ぜひみなさんも試してみてくださいね。
猫背になる原因
姿勢の崩れは日々の習慣の積み重ねで生じます。
脚を組んだり、スマホやパソコンを長時間使用していたり、キッチン台にもたれかかりながら家事をしたり、というような小さいことが原因で、知らず知らずのうちに身体は歪んでいきます。
私は身長が高いのがコンプレックスで「目立たないようにしたい!」という気持ちから、背中を丸めるのがくせになり、それが積み重なってどんどん背中が曲がっていきました。
それが、今からご紹介する「たった3つの習慣」を続けただけで、今では姿勢を褒めていただけるまでに改善しました。
猫背を治した3つの習慣
①なるべく毎日ストレッチとトレーニング
ストレッチやトレーニングは習慣化させることが大切です。
いきなり運動の時間を作るとなると、ハードルが高いのですが、日々繰り返す動作にセットで行うと自然と習慣化されていきます。
例えば、朝に起き上がる前の動作としてストレッチを挟んだり、テレビを見ながらトレーニングをしたり。いきなり難しいことをしようとするのではなく、ハードルが低いことから始めてみましょう。
具体的には、猫背の方の特徴として
・硬くなってしまっている筋肉
胸の前側の筋肉(大胸筋、小胸筋)
お尻の筋肉(大殿筋、小殿筋)
・弱い筋肉
背中の筋肉(広背筋、小円筋、大円筋)
足の付け根の筋肉(腸腰筋)
体幹のインナーマッスル(腹横筋、横隔膜、骨盤底筋群、多裂筋)
となっている場合が多いので、
硬くなっている筋肉→ストレッチで緩める
弱い筋肉→トレーニングで強化
ということが大切になります。
実際の方法はこちらの投稿を参考にしてください。
②自分の姿勢をチェックする回数を増やす
鏡や自分の姿勢が映るものが見えたら必ず姿勢をチェックするようにしましょう。
良い姿勢のチェックポイントは
・耳の穴
・肩峰
・大転子
・膝の中心
・外くるぶし
が一直線になっていることです。
デスクワークや作業に夢中になっていると、ついつい頭が前のめりになってしまうと思います。
そのような時は軽く顎を引いて、上から一本の糸で引っ張られているようなイメージで背筋を伸ばすと良い姿勢をキープすることができます。
③ポジティブな思考を意識する
私は猫背だった時、自己肯定感が低くてネガティブ思考になりがちでした。
下を向いて歩いているだけでネガティブなな思考になるとも言われており、姿勢と精神面は密接に関係しています。ポジティブな言葉を意識的に口にするだけでも自然と猫背が改善されていきます。
今回は私が猫背を治した3つの習慣についてお伝えさせていただきました。
姿勢を根本から改善するためには小さいことでも習慣化させていくことが大切です。
まずはご自身のライフスタイルに合わせてこれだったら続けられる!というものから始めてみてください!
AUTHOR
Ayaka
医療系大学卒業後、理学療法士としてリハビリテーション専門病院で4年間勤務。病気や怪我をされた方を病院で待つよりも、病気や怪我を未然に防ぐことはできないかと予防医学に興味を持つ。ヨガインストラクターの資格を取得するためにハワイに留学。そこでピラティスにも興味を持ち、日本でピラティスインストラクターの資格も取得。現在はフリーのインストラクターとして解剖学・生理学の知識をもとにした姿勢改善・体質改善のレッスンや情報発信を行なっている。
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