3つの愛を知ろう!愛情に身を任せるヨガプラクティスとは?
他者への愛によるイシュワラプラニダーナの4つのプラクティス
1. 他者への感謝をプラクティスする
感謝の気持ちを表さないのは、プレゼントを買ったのに渡さないのと同じだ、とどこかで聞いたことがある。愛する人に感謝の気持ちを伝えよう。プレゼントが嫌いな人なんていないのだから。
2. 他者を思いやる
その相手が愛する人や知り合い、個人的に知らない人や嫌いな人でも、誰かを思いやるときには心に余裕を持とう。迷惑を掛けそうになった相手よりも、母、夫、ペットを思いやる傾向が私にはまだあるが、プラクティスすることで、すべての人に心を開くことができる。
3. 愛を表現する
たくさんの愛の表し方がある。シンプルでお気に入りなのは、「愛している」と言うこと。友達、家族、大切な誰かに心を込めて言おう。隠していてもその愛が強まることはない。耳にすればより強く愛を感じることができる。
4. 隙をつくることと一線を引くこと
私はこの二つは同時には成しえないと思っていた。一線を引くと、人が近寄らないように壁を作ることになる。でもドアを作ることもできるのだ。ドアなら感情的なしこりがあったり、暴言を吐いたり、嫌な感じの人が入らないように鍵を掛けることができる。予期せぬ来客や開ける前に確認したければ、ドアにはのぞき穴がある。ドアは、自分が安心だと感じるときに開ければよいのだ。ドアはあなたが望む人を歓迎して迎え入れることができる。一線を引くと、精いっぱい素直に愛することができるようになるのだ。
分かち合う結びつきによるイシュワラプラニダーナのプラクティス
ニュースや日常生活で、蔓延した苦しみを目にしていることで、私たちは感覚が麻痺してしまっている。それだけではない。私たちはその苦しみは人間の関わるものではないかのように、人々と苦痛を切り離して考えている。私たちは(幸いなことに)誰かが苦しむのを見たくないからだ。この一連の過程で私たちは時々、他人に目を向けるのをやめて、関わらないことを何とも思わなくなってしまう。他者への結びつきを通してイシュワラプラニダーナを育むためには、一歩下がって思いやりの心を持ち、他の人の辛い経験を引き受けるのではなく、それを知る必要がある。人々を目にして彼らの体験を知ることで、愛を持って接することができるようになるのだ。
著者|ローラ・ライリー
ローラ・ライリーはロスアンゼルスを拠点にするライター、ヨガティーチャー、社会正義の問題を扱う弁護士。この記事は『Internal Activism.』 からの抜粋。
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