【年末年始】いつもよりたっぷり眠った朝の「ガチガチな肩」を楽にする簡単ストレッチ


年末年始の休暇に入り、いつもよりもたっぷりと、長い時間を“睡眠”にあてているという方も多いのでは? そして、迎えた翌朝。「よく寝た」と思って体を起こすと、肩がガッチガチ。そんなときは……?
2021~2022年の年末年始休暇は、12月29日から1月3日までの6連休が一般的だとされています。
この年末年始というのは、日ごろのせかせかとした雰囲気が和らぎ、ホッと一息つきたくなるような穏やかな日々が続きます。そこで、「いつもよりたくさん寝るぞ!」と、体を休めようと思っている方も多いでしょう。
そして、実際に、たっぷりと長い時間眠って迎えた朝……。
「肩がガッチガチ、ゴリゴリでしんどい」、なんてことになっているのではないでしょうか?
そこで今回は、いつもよりたっぷり眠った朝の、ガチガチな肩を楽にする簡単なストレッチを紹介していきたいと思います。
睡眠時にも負担がかかる“肩”
肩に負担がかかるのは、長時間のデスクワークの最中だけではありません。
普段の姿勢のクセ、それに、休まっていると思われがちな“睡眠時”にだって、負担がかかっています。
というのも、そもそも睡眠時は、同じ寝姿勢からあまり動くことがありませんよね。そのため、肩まわりの筋肉が強張ってしまいやすいのです。
高さの合っていない枕を使っていたり、重い掛布団や毛布を何枚も重ねて寝返りが打ちにくくなっていたり、室温が下がって体が冷えていたりするのも、起床後の肩のガチガチ・ゴリゴリ感と関係大。
睡眠時間が長くなればなるほど、肩への負担も大きくなるというのは悩ましいですよね。
では、朝の肩を楽にするには?
上でお伝えした睡眠環境の見直し+次のようなストレッチをおこなってみてはいかがでしょうか。
起床後の肩を楽にするストレッチ
ここからは、朝のガチガチな肩を楽にするストレッチを紹介していきます。
ターゲットは、「肩凝り筋」とも呼ばれる“僧帽筋(そうぼうきん)”。
首から肩を覆う広い筋肉で、この部分が硬くなることで肩甲骨の動きが悪くなり、肩凝りの原因のひとつになります。
この筋肉の動かし方のポイントは、腕をうしろに引く(肩甲骨を背中の中央に寄せるイメージ)、腕を上げる、横に開くなど。
それでは早速、ストレッチを始めていきましょう。
やり方

→手のひらは、中央で軽く重ねる
(2)右腕をゆっくりとうしろにまわす×10回


→ひじは伸ばしたまま
→手の指先を肩甲骨から遠く離す意識で、大きな円を描くようにする
(3)反対側も同様におこなう

→ヘソが正面を向いた姿勢を保ちながら、腕を動かすことができるとgood
(4)(1)の姿勢に戻り、右手で左手首を持ったら、息を吐きながら上体を右に倒す~60~90秒キープ

→右手で左腕を斜め上に引っ張るようにすると、伸びが深まる
(5)反対側も同様におこなう

→首・肩が力み過ぎることのないように
(6)(1)の姿勢【息を吸う】~ひじを曲げて手を頭の位置まで下げる【息を吐く】×10回


→腰が反らないように、恥骨を上方に持ち上げた姿勢を保つ
→呼吸に合わせておこなう
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以上、たっぷり眠った朝の肩まわりのストレッチを紹介しました。
「寝起きの肩がツラい」というときや、デスクワークのあとなどにも、ぜひおこなってみてください。
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