生きやすくなる!?わたしが【鼻うがい】を大好きな理由
ヨガと姉妹関係にあるアーユルヴェーダ。「謎」「怪しい?」なんてイメージを持つ人も少なくないかもしれませんが、アーユルヴェーダはインド・スリランカ発祥の世界三大医療の一つ。アーユルヴェーダをシンプルに言うと、体に毒を溜めない/毒を排出するという言わば『毒出し』です。 アーユルヴェーダアドバイザーでもある筆者が今回ご紹介するのはアーユルヴェーダの毒出し方法の中でも筆者が大好き(そして、大抵の方は億劫と思いやらないことが多い)『鼻うがい』についてお話します。
毒出しケア方法満載のアーユルヴェーダとは?
『アーユルヴェーダ』とは”5000年前にインド・スリランカで生まれた世界最古の伝統医学”。と言うのが”教科書通りの答え”でしょうか。
そう聞くと「海外のもの」「医学はお医者さんに」と思うかもしれません。
けれど、アーユルヴェーダは民間療法からはじめった故に、わたしたち一般人レベルで取り入れられる様々なセルフケア方法があるのです。アーユルヴェーダの考え方の中でも最も重要なものを端的に言うと、『毒出し』です。
生きていれば、食事やライフスタイルなど様々な原因で体の中に毒は溜まっていきます。それが一般的です。大切なのは、体に毒を溜めないこと。毒を溜めることで、心身の不調につながるとアーユルヴェーダでは考えています。
アーユルヴェーダの『鼻うがい』
日本でも花粉の時期になるとCMされることの多い『鼻うがい』。その名前の通り、鼻を洗浄するセルフケア方法です。
うがいと言っても、喉をうがいするように「ガラガラ〜ぶくぶく〜」とするわけではありません。
岩塩小さじ1/2程度を加えた30度〜40度程度のぬるま湯を右鼻から左鼻へ、左鼻から右鼻へ流すことがアーユルヴェーダの鼻うがいです。
アーユルヴェーダの考えでは、ヨガの考え同様に、鼻が詰まっている時は気の流れも滞っているサイン。そのため朝(10時AMまでに)鼻うがいをして、鼻の流れを通すことが大切とされています。ヨガの練習で、鼻呼吸が大切とされているのも理にかなっていますよね。
鼻うがいは、最近ではウィルスに対するケアとしても注目を集めていることから、アーユルヴェーダを知らない方でも、風邪予防やアレルギー対策のために鼻うがいをしている方も増えているそう。
鼻うがいをした後はスーッとすっきり!とても心地が良く、わたしはもっと早くからやっておけば良かったと思うほど大好きな毒出し方法の一つです。
AUTHOR
桑子麻衣子
1986年横浜生まれの物書き。2013年よりシンガポール在住。日本、シンガポールで教育業界営業職、人材紹介コンサルタント、ヨガインストラクター、アーユルヴェーダアドバイザーをする傍、自主運営でwebマガジンを立ち上げたのち物書きとして独立。趣味は、森林浴。
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