【冬至にカボチャを食べるメリットとは?】冬至に心がほっと安らぐ「食事法」豆乳カボチャポタージュ


こちらでは「からだと地球に優しいレシピ」を旬の野菜たっぷり料理で連載しています。全て肉、卵、乳製品、小麦、白砂糖を使わないヴィーガン&グルテンフリー。体型や健康のことが気になる方に、積極的に食べて欲しい旬の野菜料理を、料理&ピアノ教室【ピアノスイーツジューンベリー京都】YOKOがご紹介。講師は獣医師、栄養学講師でもあり【カンタン!食べてきれい、健康になれる魔法のレシピ】をお伝えします。自身も3人子育てママでもあり、手軽さと栄養を重視!是非お試しください。
こんにちは。からだと地球に優しい料理&ピアノ教室のYOKOです。今年もあと1ヶ月余りとなり、寒さも本格的になってきましたね。陽が落ちるのも早くなり、あっという間に暗くなって驚きます。
2021年の冬至は12月22日水曜日。一年で最も太陽の出ている昼間時間が短く、夜の長い1日となります。

そんな寒さの象徴のような日に、あるものを食べる風習があることをご存知ですか。また、安らぎを感じると言われている「食事法」を合わせてご紹介したいと思います。
冬至にはカボチャを食べよう

かぼちゃは夏に収穫された後、保存をして秋に多く出回る野菜です。
昔は冬に取れる緑黄色野菜は少ないなか、かぼちゃは栄養豊富な上に丸ごと常温保存が効くということで、厳しい寒さに向けて重宝されてきました。明治以降には、冬至の日に健康を祈ってカボチャを食べるという習慣が始まったようです。
また、「ん」がつく食べ物は「運がつく」という考えもあり、カボチャ=「南瓜なんきん」とのことで、運気を上げる食べ物でもあるんです。レンコン、キンカン、ギンナンなど秋には「ん」のつく食べ物が多く、合わせて食べて良い運をつけたいものですね。
栄養面では、かぼちゃはカロテンを多く含み、体内に入ると必要な分だけビタミンAに変わります。ビタミンAは粘膜の健康を強化するビタミンで、特に目の粘膜や視細胞に関わり、暗いところでの視力も保ち、目の疲れも癒してくれます。また、喉粘膜を守って感染症などに強くなります。
その他にも食物繊維も豊富で、同じ緑黄色野菜でもあるにんじん、ほうれん草と比べてもかぼちゃの方が多く含く、似たような野菜であるさつまいもよりも食物繊維やビタミンCも多くなります。
幸せを感じる食事法
ポタージュとはフランス語でスープ全般を意味します。
日本では野菜をピューレ状にしてミルクで滑らかにしたとろとろのスープのことをポタージュと呼びますね。
そんな「ポタージュ」に関して、例えばコーンポタージュを食べた時とコンソメスープを食べた時とでそれぞれ美味しいと感じる感覚や心拍数などを調べると、「ポタージュを飲んだ時の方がよりほっとして安心感を得る」と言われています。
かぼちゃのポタージュも同様に、とろりと滑らかでクリーミーな感覚に心がほっと安らぎますよね。今年の冬至はカボチャ料理も豆乳と合わせたポタージュにしてみませんか。
シンプルに塩だけで味付けする優しいレシピです!
グルテンフリー&ヴィーガン心がほっと安らぐ冬至に「豆乳カボチャポタージュ」

◉材料(4~5人分)
・かぼちゃ・・・300g(1/8個ほど)
・玉ねぎ・・・100g(1/2個ほど)
・オリーブオイル・・・大さじ1
・水・・・200ml
・豆乳・・・500ml
・塩・・・小さじ1
・こしょう・・・少々
(味をみて砂糖小さじ1)
◉作り方
1.かぼちゃは皮、わたを落として5cm角に、玉ねぎは薄切りにする
2.切った野菜とオリーブオイル、水を一緒に鍋で沸騰させ、その後弱火で20分ほど柔らかくなるまで蒸し煮にする
(水分が完全に飛んでしまわないように火加減を注意)
3.ハンディブレンダーであれば鍋の中でミックスし、ミキサーやフードプロセッサーであれば移して滑らかなピューレにする
4.最後に、鍋の中でピューレ、豆乳、塩を合わせ、沸騰しないように温めていただく
機械類がなければマッシャーで潰して裏漉しでもOKです。生クリームも使わない、特別なポタージュレシピを是非試してみてください!
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