コロナ禍のリモートワークで急増する【耳トラブル】の救世主?骨伝導イヤホン合う人・合わない人
コロナ禍でリモートワークに移行したタイミングでオンライン会議のためにイヤホンを使う機会が増えた方もいるのではないでしょうか。それに伴い、外耳炎などの耳トラブルも増えているようです。耳トラブルの救世主?となるかもと骨伝導イヤホンを使用してオンラインクラスを教えてみた経験をレポートします。
コロナ禍でオンランクラスへ移行
もともとイヤホンで音楽を聴く習慣のなかった私ですが、コロナ禍オンラインでのピラティスクラスを教え始めました。オンラインクラスを始めるにあたって、カメラやカナル型のイヤホンをなど色々な機材を購入しました。
カナル型イヤホンはシリコンのイヤーピースが耳の穴に入るため、耳へのフィット感が高いので動いても外れにくく、マイクの感度も良いのでクラスを教えるのに最適と思っていました。また自分が教える時だけではなく、自分がオンラインクラスを受ける時のためにも便利でよく使っていました。
耳への違和感
オンラインクラスを教え始めてクラスを感じたのは「耳の中ってこんなに汗をかくんだ」ということ。シリコンのイヤピースが耳穴を塞いでいるせいもあったかも知れません。数ヶ月して感じ始めた違和感は、耳穴のかゆみ。最初は「汗疹」だと思って気にしてなかったのですが、イヤホンをしていない時にも痒みを感じるようになってしまいました。
慌てて調べたところそれは「外耳炎」の症状。コロナ禍のリモートワークが増え、オンライン会議などでイヤホンを長時間使用する人が増えたのに連れて、外耳炎などの耳トラブルが急増しているそうです。ひどくなると鼓膜にカビが生えたりして、最悪の場合聴力に影響が出ることもあるのだとか!
オープンイヤーという選択
カナル型イヤホンは耳穴に密着し、音質が良いのと音漏れが少ないのがいいのですが、ピッタリ耳を塞ぐので耳の中が多湿になって外耳炎などのトラブルになりやすいのです。色々とリサーチした結果、骨伝導イヤホンだと耳穴を塞がないで済む(オープンイヤー)ので、耳トラブルにならないのと、周囲の音が聞こえるため快適に使用できるとありました。
通常のイヤホンでは音の振動を「鼓膜」に伝え、それを脳が音として認識しますが、「骨伝導」は「骨」を通して内耳に直接振動を送り、脳に音を届けます。そのため骨伝導イヤホンはこめかみに当てて装着するスタイルが一般的です。
AUTHOR
寺岡早織
2003年からヨガを始め、その後ピラティスを始める。2010年BASIピラティスインストラクター資格(マット、マシン)を取得し、ピラティス指導を開始。結婚を機に2013年ハワイに移住し、その後もピラティス指導を続ける。2015年よりハワイでの日本人向けRYT200の解剖学講師を務める。2018年よりヨガ・ピラティスインストラクターに特化したプロフィール写真のカメラマンとしても活動を開始。趣味は絵を描くこと。 Instagram (ピラティスアカウント):@saori_pilates、Instagram(ハワイ写真アカウント):@saori_hi_photography
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く