朝の排便でお腹も気持ちもスッキリ! 腸を目覚めさせるストレッチ&ヨガポーズ
一日の始まりである朝。 体だけではなく、心も軽やかにスッキリとした状態でスタートを切りたいものですよね。 そのためにも、「出すものは出せたら」嬉しいと思いませんか?
朝は、大腸がもっとも動くタイミング。
それも、朝食を摂ったあとの副交感神経が優位な状態が、排便を促す腸の蠕動(ぜんどう)運動が活発になるタイミングだと言われています。ですが、「朝食を摂る習慣がない」「朝食を摂ったけれど、便意を感じない」という方も少なくないでしょう。
そんな朝は、ストレッチやヨガのポーズの力を借りて腸をほどよく刺激し、お腹スッキリを目指しませんか。
今回は、「腸を目覚めさせる朝のストレッチ&ヨガポーズ」を3つ紹介していきたいと思います。
腸を目覚めさせるストレッチ&ヨガポーズ①
腹部を引き伸ばすストレッチ
(1)足を揃えて立ち、頭の上で合掌する
→腰が反ったり、丸まったりしないように、骨盤を床に対して垂直にする
(2)【息を吐く】上体を右に倒す~呼吸を5回繰り返す
→顔・胸は正面に向けておく
→指先を遠くに伸ばすようにして、しなやかに体側をストレッチ
(3)反対側も同様におこなう
→足の裏で力強く床を踏んで、バランスを取る
腸を目覚めさせるストレッチ&ヨガポーズ②
ねじった椅子のポーズ
(1)足を揃えて立ち、股関節とひざを90度に曲げて腰を落とす
→手は腰に添える
→背中が反らないように、真っすぐにしておく
(2)両手を頭の先に伸ばす
→手の指先から尾骨までが一直線になるように
(3)胸の前で合掌し、上体を右にねじる~呼吸を5回繰り返す
→左ひじを右ひざの外側に引っかけて、ねじりを深める
(4)反対側も同様におこなう
→目線は後方・斜め上に向ける
腸を目覚めさせるストレッチ&ヨガポーズ③
腹部に適度な圧を加えるストレッチ
(1)あぐらの姿勢で座り、左手を後頭部に添えたら右手を床につく
→左右のお尻に、均等に体重を乗せる
→目線は左ひじの先、左肩をうしろに引いて胸を開く
(2)【息を吐く】上体を右斜め下に倒す~【息を吸う】上体を起こして(1)の姿勢に戻る~呼吸に合わせて3回繰り返す
→肩や胸だけの動きではなく、腹部のねじれ・適度な圧を感じながら動くこと
(3)反対側も同様におこなう
どのストレッチ・ヨガポーズも、呼吸を取り入れながらリラックスしておこないましょう。
腸が活発に動くのは、副交感神経が優位に働いているときです。
体の緊張がほぐれるストレッチやヨガのポーズ、それとゆったりとした呼吸を取り入れることは、腸を動かす助けになってくれるでしょう。
AUTHOR
高木沙織
ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。
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