【あらゆる不調の原因…隠れ酸欠に注意!】タオルで1分!呼吸がぐっと深まる「横隔膜筋トレーニング」
タオルで1分!横隔膜筋トレーニング
タオルを縦長になるように2つ折りに畳み、横隔膜のある場所にぐるっと巻きます。このとき、タオルの端が身体の前側に来るようにしておく。
タオルの持ち手を左右チェンジさせ、ギュッと(なるべくキツく)絞ります。胴回り外側から内側の横隔膜に向かって圧をかける。
《吸う》
タオルの絞りは緩めず、思い切り息を吸って肋骨を外に押し出すようにします。このとき、肋骨の内側にある横隔膜筋に負荷がかかります。
《吐く》
吐く息に合わせて、更にタオルの絞りをキツくしていきます。吐く息を絞りだしていくイメージ。
《次の、吸う》
一つ前の吐く息で絞った硬さを緩めず、ギュッとロックをかけた状態で、できるだけ絞ったタオルを押し返すように思い切り息を吸います。
《次の、吐く》
先程より更にキツくタオルを絞っていきます。
絞っては留まり、また強く絞っては留まる。これの繰り返し。どんどんキツく絞っていきながらも呼吸の大きさは変えない。むしろ大きく意識をして呼吸をします。
これを1〜2分程繰り返し、最後の吐く息に合わせてタオルをほどきます。すると次の吸う息が、大きな窓がぶわっと開いて風通しがよくなったように驚くほど軽くなるのです。
横隔膜筋に少しづつ負荷をかけながら呼吸を続けることで、負荷がなくなり緩んだときの開放感はなんともいえない心地よさ。
数分間の絞り呼吸で、確実に呼吸の幅が広がります。
毎日少しづつを習慣にできると、タオルがなくても横隔膜筋を意識した呼吸ができるようになります。
深い呼吸が自然とできるようになると、日々の疲れや痛み、モヤモヤしたものも呼吸で換気ができます。
そして副交感神経(リラックス効果)が優位になるだけでなく、“幸せホルモン”と呼ばれるセロトニンも増えるので精神安定効果が高まり、こころが落ち着きます。
無意識に日々繰り返している呼吸の深さや質が高まることで、日常が今よりもっと快適に過ごせること間違いなし。
ぜひ身近にあるタオルを使って、トレーニングしてみてくださいね。
AUTHOR
manami
2012年より某大手ホットヨガスタジオにて約10万人に向けレッスンを行う。店長として新店舗立ち上げに多く携わりながら、トップインストラクター、インストラクター育成トレーナーを兼任。店舗運営や人材育成を行うスーパーバイザーとして関西十数店舗を担当し独立。オーストラリア、フランスに渡りサスティナブルな生活を学ぶ。帰国後、京都を拠点に非公開寺院でのお寺ヨガ開催や、ウェルネスホテルでのヨガクラス、オーガニックブランドとのタイアップイベントなど、ヘルシーなライフスタイルの提案を行っている。RYT200・500指導者養成講座トレーナーとして全国各地でリトリート開催、オンラインや対面講座を行う。ライター、イラストレーター、プランナーとしても活動中。 マタニティヨガTTC/ムドラーヨガTTC /骨盤底筋TRヨガTTC /美骨盤ヨガTR /シニア&チェアヨガTR /タイ古式マッサージセラピスト(タイ政府認定)/ナチュラルビューティースタイリスト/サウナスパ健康アドバイザー
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