【塗るだけで柔軟性アップ?!】女性に嬉しい健康効果がいっぱい「マグネシウム」を味方につけよう

 【塗るだけで柔軟性アップ?!】女性に嬉しい健康効果がいっぱい「マグネシウム」を味方につけよう
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半田葉子
半田葉子
2021-08-19
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マグネシウム不足が引き起こす病気  

マグネシウムの摂取が不足すると、筋肉や精神・腎臓に影響が出ることは1ページ目で説明しましたが、血流量や血圧の低下により脳が酸素不足になり「集中力・学習能力・記憶力の低下」や「貧血」、マグネシウムとカルシウムのバランスの崩れにより「高血圧心筋梗塞動脈硬化骨粗鬆症」につながる恐れもあります。また、精神的ストレス・過剰なアルコール摂取・利尿薬の長期投入により外に排出されやすくなります。

また、食物繊維とマグネシウムが不足した状態は、体内のインスリンの効きが悪くなり、糖尿病を引き起こすリスクが高くなります。糖尿病の恐れがある方は、糖質を控えると同時に、食物繊維とマグネシウムを積極的に摂りましょう。

最近は飽食の時代になり添加物や栄養バランスの乱れなどからガンの発症率が増えたり、成人病や女性特有の病気も増えています。マグネシウムは鉄分不足や亜鉛不足・酵素不足の助けをする働きもありますので意識的に摂ることをお勧めします。

食品で摂取するには

マグネシウム
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厚生労働省が制定している「日本人の食事摂取基準」によると、マグネシウムの摂取基準は、成人男性で340~370mg、成人女性で270~290mgとしています。

マグネシウムが多く含まれている食品は種実類(ごまやアーモンド、カシューナッツ、ヒマワリの種など)、海藻類(あおさや青のり、わかめ、とろろ昆布など)、豆類・大豆加工食品(豆腐や納豆、油揚げ、味噌、きなこなど)の3カテゴリーに多いとされます。他にも、煮干しや小麦胚芽、米ぬか、切干大根、ほうれん草などに多く含有されています。

過剰摂取に注意

エプソムソルトのお風呂やマグネシウム入りのクリームを塗る分には問題ありませんが、サプリメントで摂取している場合は注意しましょう。軟便や下痢を引き起こす可能性があります。お子様のサプリ摂取も控えましょう。

普段なかなか意識することの少ない「マグネシウム」ですが、「筋肉」と「精神」の面では私たちのヨガライフをより豊かなものにし、歳を重ね「身体が思うように動かかなくなってきた」「骨粗鬆症が気になる」「脳が衰えてきた」と感じる年齢の方の助けにきっとなることでしょう。エプソムソルトやクリームは体調を気にされている方やご両親などへのプレゼントにもお勧めです。

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