【1日の充実度が変わる】起床後の体をほぐして呼吸を深める! 朝にオススメのストレッチ
朝の心身のコンディションは、一日の過ごし方や充実度を左右するといっても過言ではありません。ですが、起床後というのは頭はぼんやり、体はだるいなんてことのほうが多いのではないでしょうか。 それには、"浅い呼吸"も大きく関係しているので、次のようなストレッチをおこなって呼吸を深めてあげることをオススメします。
頭はぼんやり、体はだるい。起床後、このように感じる日もありますよね。
そこで、取り入れたいのが“深い呼吸”。全身に新鮮な酸素が行き渡って血行がよくなり、心身ともにリフレッシュさせてくれるため、朝の気分や過ごし方が変わってきて、一日の充実度を上げるのにも一役買ってくれるでしょう。
ですが、朝に深い呼吸をしようとしても、「思ったように吸ったり、吐いたりできない」ということも……。
これは、寝相や日常的な姿勢のクセによって、呼吸をするために必要な“呼吸筋”が緊張していたり、疲れていたりして凝り固まっていることが考えられます。
呼吸に関わる主な筋肉は、横隔膜と肋間筋。そのほかにも背中や胸のさまざまな筋肉を使いますので、次のようなストレッチをして呼吸がしやすい体へと導いてあげましょう。
呼吸を深める朝のストレッチ
それでは早速、ストレッチを始めていきましょう。
締め付けの少ない服装で、あぐらの姿勢からスタートです。
やり方
(1)両腕を体の前に伸ばして指を組んだら、息を吐きながら背中を丸める
→腕は肩の高さ
→手と肩甲骨で前後に引っ張り合うようにする
(2)息を吸いながら両腕を横に広げ、胸を突き出す
→左右の肩甲骨を中央に寄せる
呼吸に合わせて、3~5回繰り返します。
(3)(2)の姿勢から両腕を体のうしろ、お尻のあたりに持ってきて指を組む~呼吸を5回繰り返す
→目線を上に向け、額と拳で斜めに引っ張り合うようにする
→首・肩の力は楽に
(4)両手の指先を体のうしろについてあごを突き出し、のど・胸の広がりを大きくする~呼吸を5回繰り返す
→首・肩に痛みがある方は、頭を無理に倒さない
(5)右手で左ひざをつかみ、左腕を持ち上げたら右ひざ方向へ体側を伸ばす~呼吸を5回繰り返す
→左手指先で遠くの壁を押すように、のびやかにストレッチをする
(6)反対側も同様におこなう
以上、呼吸を深めるストレッチを紹介しました。
起床後の体は寝姿勢で固まっているので、少しずつ伸びを深めるような意識でおこなうと安全です。
また、呼吸はストレスや不安を感じることでも浅くなってしまいます。朝はもちろん、呼吸が浅くなっていると感じる夜やほかの時間帯などにも、リラックスしながら取り入れてみてくださいね。
AUTHOR
高木沙織
ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。
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