【垂れ尻のデメリットは？】垂れたお尻を引き上げる2つのトレーニングと桃尻になれる簡単ケア

お尻が担っている役割

年齢が上がるにつれ、お尻の形を気にする方は多いと思います。

そんなお尻の脂肪が担っている役割をご存知でしょうか？

お尻を形づくっているのは、大・中・小3つの殿筋（でんきん）と呼ばれる筋肉です。目に見えるお尻の主要部分は「大殿筋（だいでんきん）」という部分。

これらの筋肉は、歩いたり階段を登ったりといった動作のために、曲げ伸ばしできるようにする役割があります。

また女性においてはたっぷりの脂肪で子宮などの臓器を守る役割を担っているため、女性の方が脂肪がつきやすく、ふっくらと丸みがあるのです。

見た目の老化だけじゃない！お尻が垂れると起こり得ること

理想的なお尻は、ヒップの位置が高く、丸みがあり、すべすべで柔らかいこと。

しかし年齢を重ねるとヒップはどんどん下がっていきます。

これは運動不足や同じ座り姿勢などが続くことによって筋力が衰えていくからです。

このお尻の筋力が衰えれば大殿筋や内ももの内転筋群とも連動している骨盤底筋群の衰えにつながります。骨盤底筋群が衰えると、尿もれや骨盤臓器脱、便秘などのトラブル、膣や子宮の機能もダウンしてしまいます。そう、ヒップの垂れは見た目だけの問題じゃないのです。

また、年齢を重ねると皮膚も硬くなっていき、ガサガサ、ザラザラの感触になっていきます。これは血行不良やターンオーバーが乱れていることが原因。

そして触り心地以外にも注目ポイントが。お尻を触ってみて冷たかったら、それは骨盤周りが冷えているということです。冷えると代謝が悪くなり、太りやすくなりますし、生理痛などの不調にもつながるので血行をよくする必要があります。血行が良くなれば自然と肌触りもよくなってくるものです。

今すぐ始められる美尻ケア

お尻の筋肉を鍛えるヨガ

お尻と、お尻とつながっている筋肉は全身の中でも占める範囲が大きいため、基礎代謝も上がり痩せやすい体づくりにもつながります。

・女神のポーズ（スクワット）

息を吸って、吐きながら肘、膝を曲げていきます。90度が理想です！

この時背中が丸まらないように注意しましょう！

次は息を吸いながら肘膝を伸ばします。この時にお尻にキュっと力を入れるのがポイント。

・橋のポーズ

足の裏をマットにつけて腰幅に開き、手のひら足の裏で床を押してお尻、背中をマットから離します。

この時足の親指の付け根で床をグッと押すとモモ裏、お尻の筋肉を効果的に使えます。

【応用】

そのまま片足を天井にあげます。この時に床についている方の膝は開かないようにしましょう。

そのままサイドに開くとお尻の横側の筋力UPにもつながります！

お尻の血行やターンオーバーを促進するTIPS

筋トレ後はよくほぐして、老廃物を流すことも大切。ストレッチはもちろん、オイルマッサージなどのケアをして柔らかさも保ちます。

・スクラブでのケア

週に２〜３回スクラブをして血行促進＆古い角質除去をしましょう。オイルインタイプを使えば保湿効果もあるのでオススメです。

こちらはココナッツオイルが入っているため、使用後はもっちり＆スベスベなヒップに。顔にも使える点もオススメです！

・オイルマッサージ

滑りやすい状態かつ保湿もかねてボディオイルを使用してマッサージをします。

▶︎やり方

１.両手で太ももの肉を掴むようにして足の付け根までマッサージ

２.下から上にお肉を引き上げていく

３.お尻の下の方をつまんでもみほぐす

このように毎日のケアにひと工夫するだけでも美尻に近づきます！ぜひ取り入れてみてくださいね。

美尻ケアをすることは見た目や触り心地だけでなく、体の冷えなどの解消にもつながります。そういった変化にもぜひ意識を向けてみてください。