FOOD
「フードエンパス」を知っていますか?|せきねめぐみの、肩の力を抜くごはん
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④この食事で私はお腹を満たすことができる、と自分に伝える
食卓についたら、いただきますを言う時に「この食事で、私はお腹を満たすことができる」と、アファメーションのように自分にそっと伝えてみます。この感覚がじんわり伝わったあとで食べ始めると、不思議とよく噛み、丁寧にゆっくり味わって食べよう、というスイッチが入ります。目の前の食事だけでちゃんと満腹感を感じられるので、小さな試みですがトライしてみるのも良いかもしれません。
その他にも、何かを口にしたい衝動にかられたときは深呼吸をして温かい飲み物を飲むようにしたり、あらかじめ食事の時間と回数を決めておくことでなんとなく食べてしまうのを防ぐ、という手もあります。これは私が自分の体験を通して発見したことですが、他にも色々な工夫ができると思っています。フードエンパスだけに限りませんが、一見面倒くさい特性でも、それは自分にしか備わっていないひとつの感性です。この感覚を敵視したり殺してしまうのではなく、逆に大切に育んでいくことが、生きやすさにきっと繋がっていくと信じています。
フードエンパスについて動画でもご覧になりたい方は、ぜひこちらを見てみてください。
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AUTHOR
関根愛
俳優を始めた十数年前よりアトピーなどさまざまな心身の不調を感じてきたことで、薬に頼るのをやめて自分の体の声を聴きながら養生していくために自然食を始める。「じぶんらしく生きるための食養生」をテーマにInstagramやnote、Youtubeで日々発信をつづける。マクロビオティックマイスター。映画制作者、ライター、翻訳者としても活動。座右の銘は「山動く」。
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