【ヨガ上達のヒント】筋力・柔軟性・バランス力が総合的に身に付く「ステップ練習法」
憧れのアシュタヴァクラーサナとハンドスタンドも、効果的な練習で確実に上達します。“急がば回れ”の精神で着実にステップアップしていく道のりを、ヤスシ先生が指南。ひとつのステップをクリアしたら、チェックマークを入れて次に進みましょう!
肩まわりを前に移動させるワーク
まずは肘の位置は変えないまま肩を前に移動させる3つのワークに挑戦。これが八曲がりのポーズ(アシュタヴァクラーサナ)の体重移動と同じ動きとなります。
アルダチャトランガダンダーサナ
①頭頂〜かかとまで一直線になるプランクで、手首の真上に肩をおく。
②そのまま膝を床につく。肘の位置は固定しておく。
③肩を前方へ移動させて肘を曲げ、膝から頭頂まで真っすぐ前に伸ばすようにキープ。
POINT
肩を前方へスライドしたら、肘と同じ高さを目安にキープ。肘の角度も自動的に90度に。
check!
上半身を肘の高さまで下ろして静止できる?
ブジャンガーサナ↔︎チャトランガダンダーサナ
①うつ伏せで足の甲は床、両手を胸の横に着いて肩を天井方向へ持ち上げる。
②吸いながら恥骨から上半身を引き上げ、ブジャンガーサナに。
③つま先を立てたら、肘の位置は変えずに吐きながら肩を前へ移動。これを2回行う。
POINT
ブジャンガーサナから腹筋を引き入れ、肩を前へ移動する中でも肘の支点は常にキープ!
check!
肘の高さはそのままで肩を前に持ってこられる?
プランク↔︎チャトランガダンダーサナ
①最後は吸いながらプランク、吐きながらチャトランガを2往復。
②前腕と肘を支点に、肩は飛行機がランディングするように前方へ。
POINT
手首に重心がのりがちですが、指腹で床を力強く押して。チャトランガは前のめりの意識で!
check!
真下ではなく、前に進むように下りてこられている?
教えてくれたのは…ヤスシ先生
スタジオ・ヨギーのエグゼクティブ・ディレクター。1987年、ダンス留学のために渡米。ダンスと並行してヨガをはじめ、2017年に帰国。日本各地で後進の育成に努めている。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く