【花粉症対策】鼻の通りをスムーズに!効果的なツボ&ヨガ前におすすめのウオームアップ
春の不調といえば真っ先に思い浮かぶ花粉症。鼻が詰まり、呼吸がくるしくて、集中してヨガができない人も多いのではないでしょうか?今回は、花粉症でもヨガやその他の運動を楽しみたい!そんな人へのアドバイスです。鼻の通りがよくなるツボやウォームアップも紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね!
花粉症を緩和する方法
花粉症は、体内に入ってきた花粉に対するアレルギー反応により起きるもの。食事を始め睡眠や運動などの生活習慣を見直し、免疫力を下げないようにすることで、症状の悪化を防ぐこともできます。ヨガのような適度な運動を取り入れることは、免役力を高める効果も期待できますが、すでに症状があり鼻の通りが悪い状態では、なかなか体を動かす気分にはなれないですよね。そんな時におすすめしたいのが東洋医学の知恵、ツボの刺激です。
ツボが効果的なのはなぜ?
東洋医学では、生きるためのエネルギーである、気・血が私たちの体全体を巡っていると考えられており、流れのよい状態を保つと不調が和らぎ、健康を維持できると言われています。体内にある気・血の通り道は経絡と呼ばれ、その通り道の上にはツボが点在しています。ツボを押すと、その刺激が経絡に伝わり、気・血を動かします。流れに乗って離れた部分にも刺激が届けられるため、直接触れられない内臓や器官へもアプローチができるのです。鼻の通りがよくなるツボを覚えておけば、花粉症もセルフケアで緩和する事ができるのです!
花粉症を和らげるツボ
花粉症のアレルギーによる鼻水や鼻づまりに効果的で、わかりやすい場所にあるツボを紹介します。指の腹をあて、ゆっくり、強すぎない力で押してみましょう。
天柱(てんちゅう)
鼻の不調全般に効果的なツボ。首の後ろ側、うなじの生え際部分にあります。頭蓋骨の外側のへこんだところが天柱です。鼻の通りを良くするだけでなく、水分代謝を改善したり、頭痛や肩コリを和らげる効果もあり、デスクワークに夜疲労回復にもおすすめのツボです。
迎香(げいこう)
鼻水、鼻づまりの症状を緩和するツボ。小鼻の両側の少しくぼんだ部分にあります。呼吸が苦しい時、鼻が利かない時にもおすすめのツボです。
体を動かしながら改善する方法
自分でツボ押しをするのもおすすめですが、体を動かしながら改善する方法もあります。今回紹介した天柱のツボがある、うなじ部分を意識して首を回してみてください。手を使わなくてもツボ押しと同様に巡りがよくなり、鼻がすっーと通りやすくなります。ヨガのウォーミングアップで肩や首回りをほぐす動きは一般的ですが、実は体をほぐすだけでなく、呼吸を楽にする効果もあった!ということです。また、経絡をターゲットにした陰ヨガなど、取り入れてみるのもおすすめです。
最後に
一度発症したらなかなか治らないと言われる花粉症。毎年のように「○○が効く!」と話題に上がるほど、多くの人の悩みの種でもあります。健康的な生活をおくることはもちろんですが、道具もいらず、どこでもできる最も簡単なセルフケアはツボ押しです!この季節になると鼻の通りが悪くなる人は、ぜひ今回紹介したツボを覚えておきましょう。鼻の通りがよくなれば、ストレスも減ります。体だけでなく心も楽になれるはずですよ。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
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