アーユルヴェーダで風邪やインフルから速やかに回復する10の方法
インフルエンザから速やかに回復するためのアーユルヴェーダの10のアイデアを紹介する。風邪予防に今日から実践してみよう。
今年はインフルエンザが猛威を振るっている。予防の話には遅すぎるが、速やかな回復についていえば、アーユルヴェーダには長年かけて有効性が実証された秘訣がある。ここではヨガジャーナルの『アーユルヴェーダ101』コースの共同責任者を務めるラリーサ・ホール・カールソンとジョン・ドュイラードがウィルスと戦うためのアドバイスをくれた。
1.トゥルシーのハーブティーで熱と鼻づまりを和らげる
トゥルシーは最も浄化されたアーユルヴェーダのハーブの一つだ。風邪やインフルエンザの際には、頭痛や熱、鼻づまりを緩和して消化も助けてくれる。「ぬるめに入れたトゥルシーのハーブティーは神経を静め、安定した感情を支え、頭を冴えさせてくれます」とカールソンは言う。「また風邪に加えて、人生の中で辛い経験をしているときにも効果があります」インフルエンザや風邪に罹ったときは一日に1〜2杯のトゥルシーを飲むのがカールソンのおすすめ。風邪にはオリジナル・フレーバーが一番だ。
注意: カールソンによると、妊娠中、胃酸の逆流やほてりなど、ピッタが高い状態の人はトゥルシーを使うことはできない。
2.ターメリックのペーストを作る
ターメリックは免疫力を強化するスパイスだ。「インフルエンザ撃退のために免疫を強化するハーブで、これ以上のものはありません。自然な抗ウイルス特性があるだけでなく、エネルギーや気分を向上させ、消化も促進させます」とドュイラードは言う。インフルエンザの初期症状が現れたときに、生はちみつとターメリックの粉末を同量ずつただ混ぜるだけ。このペーストを数時間ごとに小さじ1杯摂ろう。ドュイラードによると「もっとよく効くようにするには、ターメリック16に黒コショウ1の割合で混ぜたものを生はちみつと混ぜてペーストを作ると、とても素晴らしいレメディになります」とのことだ。
3.ジンジャーティーで毒素を排出
ジンジャーティーは消化に効果がある以上に、強力な去痰薬でもあるので、痰(カパドーシャ)を除去する助けになる。「鼻づまりの緩和、ガスと膨満感の解消や循環を良くするために、辛みのある暖かい一杯のジンジャーティーを飲みましょう」とカールソンは言う。その芳醇でスパイシーな強い味は、インフルエンザで具合が悪いときに、カフェイン抜きで頭をすっきりさせ、覚醒を促して集中力を高めるのに最適です」カールソンおすすめのジンジャーティーは、新鮮なショウガのスライス3〜5枚をお湯に浸したものだ。
注意:潰瘍、肌の炎症、出血障害がある人はジンジャーティーを飲まないこと。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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