鼻のムズムズ・目のかゆみ【辛い花粉症対策】今からでも間に合う!症状を緩和する4つのヒント
(3)花粉を寄せつけない
洗濯物は外で干さない、帰宅時に花粉を取り払う…他にもできることがあります。
静電気をシャットアウトする
静電気は皆さんもご存知のとおり、花粉を吸着させる威力がものすごくあります。まだまだ寒い日が残るこの時期、起毛素材の服や静電気が起きやすい素材を着用する機会も多いかもしれません。静電気は図のようにプラスとマイナスの異なる電気の移動で発生します。
静電気は擦り合わせる物体(素材)の衣類がこすれることで発生し、プラスとマイナスの位置が離れているほど強くなります。(東京都クリーニング生活衛生共同組合HPより)衣類だけでなく寝具など、できるだけ自然に近い素材を身に着けてみましょう。
また、柔軟剤は静電気を抑えてくれる効果があります。程よい湿度も静電気を予防してくれます。加湿器やお肌の保湿も心がけ静電気を寄せ付けないように工夫してみましょう。
換気のタイミング
朝、太陽が昇り植物に陽の光が届くと花が開き始め、花粉が飛散し始めます。換気をする場合は花が開いていない早朝がお勧めです。夜は上空を舞っていた花粉が地上付近まで落ちてくる時間帯でもあり、人が活動している時間は地面に落ちた花粉がまだ舞っているので、注意が必要です。特にコンクリートの多い場所は花粉が土に吸収されずいつまでも舞ってしまっていることも。都心に近い場所が生活圏の方は気をつけましょう。また、カーテンを通すと花粉が部屋の中に入ってくる量を1/4に減るという結果も出ています。(花粉症環境保健マニュアルP25より)10㎝ほど開けて1時間ほど換気してみましょう。
床掃除
家に持ち帰った花粉が床に落ち、埃と絡まって部屋に残っている場合があります。ほうきや掃除機は花粉や埃が舞ってしまうので先に雑巾がけをすることをお勧めしますが、難しい場合は毎日床や棚など埃がついている箇所が少ないように気を配ってみましょう。
カーテンを洗う、普段より念入りに部屋掃除をしてみるのもおすすめです。
不織布マスク/花粉に特化したマスクをする
今年はマスクが身近になりましたね。最近では不織布マスクの性能が見直され推奨されていますが、花粉・ウイルスに限らずマスクをしていても隙間が空いていると効果減です。顔とマスクの隙間をなくすことが必要不可欠ですが、お勧めなのが「二重マスク」。肌に触れる部分は清潔な不織布マスクを、その上に花粉に特化したマスクを重ねつけすることで肌への密着度も増し効果が高まります。
※長時間のマスク着用は熱中症や肌への負担、雑菌の繁殖につながりますのでご注意ください。
(4)身体のデトックス(自己免疫力を高める)
そして最後に、取り込んでしまった花粉を出すべくデトックスもしましょう。腸内環境を整え、湯舟に浸かり自律神経を整えた身体にプラスαで「入れる選択と出す力」をつけましょう!
デトックス力を高める
自己免疫力が高いほど心身のバランスも良くなるもの。デトックスの方法はたくさんありますが、ここではデトックススムージーのご紹介です。
他にも自律神経を整える睡眠や花粉を寄せ付けない眼鏡など、ご自身の体調に合わせて花粉症を乗り切ってくださいね。
vegan菓子 《素果子|sugashi》 店主/バウエル腸セラピスト/KUSHI macrobiotics Level2修了。地方veganカフェの立ち上げやメニュー提供や海外のオーガニック調査、くるみの木東京店店長などを経て【OnlineStore:素果子|sugashi】 を始動。15年のマクロビオティック生活と自身の経験と知識を活かし「入れる選択と出す力~季節(自然)に寄り添ったここちよい暮らし~」を個人・企業向けに提案しています。
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