MEDITATION & MIND
「なぜかいつも不安で落ち着かない」知っておきたい不安の種類と対処法
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特性不安、どうしたらいい?
結論から言うと「改善する・無くす」と言う視点を持ってしまうと、なかなかうまく行きません。特性不安は性格の一部であるため、変えられないことの方が多いからです。そう言った時に持つべき視点は「不安の波にうまく乗っていく方法を知る」と言うことなのかもしれません。私たちが身近にできることのひとつがヨガやボディスキャン、呼吸瞑想などを行うことで【マインドフルネス】を継続的に体験していくこと。心理学者の野田昇太氏の研究によると、マインドフルネスの状態が高まり、過去に対して繰り返して考えること(反すう)の減少や、人との関わりの中で起きる不安や抑うつ症状が改善される可能性が高いということが分かっています。もしいつも不安を感じているのであれば、ぜひマインドフルネスを日々の生活に取り入れてみましょう。
【参考文献】
野田昇太・大川 翔・城月健太郎(2018) マインドフルネス特性と反すう,注意制御機能,社交不安,抑うつ症状との関係性 行動医学研究,24巻,pp 12-21
ライター/南 舞
臨床心理士。岩手県出身。多感な思春期時代に臨床心理学の存在を知り、カウンセラーになることを決意。大学と大学院にて臨床心理学を専攻し、卒業後「臨床心理士」を取得。学生時代に趣味で始めたヨガだったが、周りと比べず自分と向き合っていくヨガの姿勢に、カウンセリングと近いものを感じ、ヨガ講師になることを決意。現在は臨床心理士としてカウンセリングをする傍ら、ヨガ講師としても活動している。
Instagram: @maiminami831
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