【動画】リモートワークで溜まった疲れを一掃！ 1日の終わりに「お風呂で」デトックス

湯船の中で疲れを手放しリラックスを深める

「HAPPY おうちヨガ」シリーズの3回目は、「お風呂で」1日の疲れを洗い流すためのシークエンスをご紹介します。シャワーですませず湯船にゆっくり浸かると、毛細血管が広がって血流が良くなり老廃物が溜まりにくい体に。ベッドに入る2～3時間前に入浴して体温を上げると、その後、体が熱を放散して体温が下がるタイミングで自然と眠くなるため快眠にもつながりますよ。

シークエンスを行うときは、疲れを発散するイメージで息を吐き切ることがポイント。吐く息に意識を向けて呼吸をすると副交感神経が優位になってリラックス効果も期待できます。頑張って呼吸を深めようとせず、心身の力みを解く感覚でゆっくりとした呼吸を意識してください。

【レッスン動画】お風呂で行うおすすめシークエンス

行い方

＜調身のためのストレッチ＞

PC作業で酷使した手と腕＋呼吸筋のストレッチ

1.あぐらか膝を立てて座り、両手を体の前に伸ばす。こぶしを作り手首を90度に曲げてゆっくりと左右に5回ずつ回す。

2.手のひらは上、指先を下に向けて左手を体の前に伸ばし、右手で親指以外の左の指を体の方へ引き寄せて腕の内側をストレッチする。背筋を伸ばし肩が上がらないように注意して5呼吸キープ。できる人は1本ずつ指を体の方へ引き寄せる。反対側も同様に行う。

3.左手を持ち上げて肘を曲げる。右の親指を脇の下に添えて残りの4本の指は腕のつけ根へ。親指で脇の下をまんべんなくマッサージしてリンパ節の詰まりを解消する。反対側も同様に行う。

4.左肘に右手を添えて息を吸って背筋を伸ばす。息を吐きながら上体を右側に倒して左体側をストレッチし、呼吸をするときに使われる肋間筋をほぐす。3～5呼吸キープして反対側も同様に行う。

肩甲骨をほぐして巡りを促す「ワシのポーズ」

1.体の前で右肘を曲げてその下を通って左腕を絡め、手のひらか手の甲を合わせて背骨と首を伸ばす。吸う息で両肘を持ち上げ、吐く息で下ろす動きを2セット行う。次に吸う息で背中を丸めて両腕を前方へ倒し、肩甲骨を左右に開いて3呼吸キープしたら吸う息で元に戻る。腕を組み替えて同様に行う。

2.体の後ろで手を組んで左右の手のひらを合わせる。息を吸いながら両肘を伸ばし、胸を開いて肩甲骨を寄せる。3呼吸キープ。

3.両手を解放して頭を前に倒しリラックスする。

脚裏を伸ばしてむくみを取る「サギのポーズ」

1.長座になり右膝を立て両手で足裏を持つ。

2.息を吸いながら右脚を引き上げ、肩を下げて脚にぶらさがるイメージを持つ。膝が伸びきらなくてもOK。3～5呼吸キープして反対側も同様に行う。

＜調息のための浄化呼吸法＞

エネルギーバランスを整える「浄化呼吸法」　

1,姿勢を正して座り、自然な呼吸に意識を向ける。

2.プラスのエネルギーを取り入れるイメージで鼻から息を吸い、一度止める。今度は口の中にネガティブなエネルギーを集めるイメージを持ち、それらを遠くへ飛ばすように口から細く長く息を吐く。この呼吸法を3回繰り返す。余裕があればフッフッフと3回息を吐く。

＜調心のための瞑想＞

1.軽く目を閉じて瞑想へ。雑念が浮かんだら肌に触れるお湯の感覚や温度に意識を向けて、今この瞬間に集中し続ける。

 

教えてくれたのは…沖知子さん

株式会社ブレストラン代表取締役、ヨガインストラクター。モットーは「健康第一、一生笑顔」。2007年にヨガと出会い、2014年にヨガ資格を取得。呼吸と動きを連動させたフローヨガをメインとしたフリーのヨガインストラクターとして活動し、多くの企業向けヨガを担当する。2016年には「Miss World JAPAN」ファイナリストに選抜され、初代「ミス・ヨガ」を受賞。その後、ファッションの祭典「神戸コレクション」に出場しヨガポーズモデルとして様々な書籍・雑誌に抜擢される。また、イタリア・ミラノでのヨガレッスンや世界遺産「金峯山寺」にて寺ヨガを大成功させるなど、国内外問わず多くの実績を積む。2017年より株式会社ブレストランの代表取締役を務める。同年、健康の大切さを伝えるため、日本の地上波では初のヨガ番組「GINZA YOGA」の監修と出演を担うなど多岐にわたり活躍中。       

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