アスリートが取り入れている「ヨガ&フード」♯車椅子バスケ選手
ランニングやゴルフなど身近なスポーツを楽しむためにも、ヨガが役立つことをご存知でしたか?プロのアスリートも日常のトレーニングに取り入れているヨガ。体幹を鍛えたり可動域を広げたりと、スポーツをするうえで役立つポーズを教えてもらいました。
誰にでも合うポーズがあるそれもヨガの魅力のひとつ
「ヨガを取り入れて、一番変わったなと思う部分はメンタル面ですね。熱くなるとまわりが見えなくなることも多かったのが、瞑想を始めたことで、展開の早いバスケの試合中も冷静な判断ができるようになりました。ヨガは全身運動というイメージがありますが『エビバリヨガ!』は、座ったままで行うことができるのも大きな魅力です。徐々に体の変化を感じられ、プレーをする上での技術力の向上につながっています。アップでもヨガをしますし、試合後コートに寝転がって行う瞑想タイムも大好きな時間です。パラアスリート界でももっとヨガが広まってほしいし、広める役割もしていきたいですね」
「試合中の冷静な判断力、自分の体を知る力を得たのはヨガのおかげです」
ー 田中聖一選手
training 1:胸筋トレーニング
「ゴールを決めるうえで、上半身の力はとても重要。胸筋をトレーニングしてシュート成功率のアップを目指します」
毎日行うトレーニングの中でも、車椅子を動かす力やパス、シュートに大切になってくるのは腕だけでなく胸筋の力。腕立てのトレーニングを行うことで上半身を効率的に鍛えることができます。
training 2:ワシのポーズ
「座ってできる『エビバリヨガ!』で体幹を鍛えて可動域を広げ、パワープレーでも当たり負けしない体に」
LAVAがパラアスリートでもできるように開発した「エビバリヨガ!」は座ったままでもできるヨガ。体幹をしっかりと意識することができ、相手選手と当たっても転ばないバランス感覚を養えます。肩甲骨の可動域が広がる「ワシのポーズ」がお気に入り。
training 3:牛の顔のポーズ
「牛の顔のポーズは、呼吸を深め、肩の可動域を最大限に広げるのに効果的!」
続けているうちに、みるみる肩甲骨と肩の可動域が広がったという「牛の顔のポーズ」。思いもよらない位置に飛んできたボールをキャッチする、遠くのゴールを決めるなど攻守どちらにも役立つトレーニングのひとつに。
FAVORITE FOOD&ITEM
ルーティンフード
「朝食やランチに食べることが多く、ヨーグルトにトッピングして食べます。100g単位での体重調整も行うので、胃に負担の少ない人工甘味料や砂糖が入っていない『Yoganic Lifeグラノーラ』は、安心して食べられます」
パワーフード
「夜は野菜中心のメニュー。野菜やきのこ類はなんでも、というわけでなく、食べてみて体との相性のいいものを選んでいます。パワーをつけたいときは、牛フィレ肉のステーキとサラダをチョイス」
アイテム
「グリップ力が高く、厚みもしっかりとしているヨガマット『SUKALA』を愛用中。トレーニングはもちろんのこと、寝転がって行う瞑想にも欠かせないアイテム。鮮やかな植物の柄もお気に入りのポイント」
教えてくれたのは...車椅子バスケットボール 田中聖一選手
1991年生まれ。北海道出身の車椅子バスケットボールプレーヤー、(株)LAVA International所属。小学4年生から車椅子バスケットボールを始める。2009年と2013年には、ジュニア世界大会MVPを受賞。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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