「〇〇してあげたのに…」と思いがちな人は要注意!自尊心の低いメサイヤコンプレックスの特徴と克服法

 「〇〇してあげたのに…」と思いがちな人は要注意!自尊心の低いメサイヤコンプレックスの特徴と克服法
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八田幸子
八田幸子
2020-07-25
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自尊心を高めるマインドフルネス瞑想

では、「傷ついた自尊心」をケアするには一体どうしたらいいのでしょうか?今回はマインドフルネス瞑想のアプローチから、自尊心を高めるワークをご紹介します。 自尊心を高めるために、自己認識→自己受容→自己評価→自己敬意→自己改善と、5つのステップを経てケアしていきましょう。

0.はじめに

紙とペンを用意してリラックスでいる場所を探しましょう。座っても立っても寝転んでも構いません。快適な姿勢になります。そして「今この瞬間」に意識を集中させるため、呼吸にフォーカスしましょう。深く息を吸って、吐いて、を自分のペースで繰り返して今の状態を観察します。

1.自己認識

深い呼吸でペースが安定してきたら、自分自身のネガティブな面とポジティブな面の両方を思い浮かべます。良い悪いの判断は一切せず、どちらも自分自身の大切な一部として捉えます。偏見を持たず、客観的に一歩引いて見つめる感覚です。

2.自己受容

さらに深く息を吸って、吐いて...引き続き呼吸に集中しましょう。ポジティブな性質も、ネガティブな性質も、強さも、弱さも、
どちらも自分という存在を構成する大切な要素であることを実感します。「自分のすべてを受け入れ、愛します。」と、心の中で納得のいくまで何度も唱えてください。

3.自己評価

ここで、自分のポジティブな面に意識をフォーカスします。ありありと思い浮かべながら、紙に書き出しましょう。優先順位をつける必要はありません。全てあなたが持っている誇るべきものです。

4.自己敬意

書き出しただけのポジティブな側面を持つ自分自身に敬意を払いましょう。自分が得意なことをが何かを認識します。それが自身の源になります。そして、まだまだ増やしていけるだけの余白が、伸び代があることを自覚しましょう。他人の評価と自分の評価を混同したり比較したりすることは、手放していきます。

5.自己改善

人は自分を客観視して理解できたとき、改善のスタートラインに立つことができます。自分を知り、受け入れ、評価して、尊敬することが自尊心を改善するためのステップです。より良い自分になるために日常から意識して、行動できることを書いてみましょう。いきなり全て改善しようとせず、1つ1つ段階を踏むことが大切です。

1人では、なかなか集中できない...という方は「マインドフルネス瞑想アプリ」を活用したり、レッスンに参加したりするのもオススメです。是非、マインドフルネス瞑想を通じて日常に自分と向き合う時間をプレゼントしてあげてください。

ライター/八田幸子
日本ボイスヨガ協会代表。学生時代にチアダンスで声枯れや腰痛に悩んだのがきっかけでヨガによる自己管理を始める。20歳で単身渡印し、ヨガ発祥地のリシケシで講師資格取得。高名なヨガマスターであるYogrishi Vishvketuに師事、インドの伝統的なヨガを解剖学と合わせて学ぶ。 大学卒業後はスポーツキャスターを経て、独自に「ボイスヨガ (声ヨガ) 」プログラムを開発。指導者養成講座開催やイベント出演・ヨガ監修・コラム執筆等を通じて普及に努める。 2019年にRelook(株)執行役員CCOに任命され、最高コンテンツ責任者としてマインドフルネス瞑想アプリの監修とナレーションを手がける。 日本ボイスヨガ協会 voiceyoga.jp ブログ:naturalista、SNS:voice_yoga

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