行き詰ったときに試したい「想像力」を目覚めさせる4つのヒント

行き詰ったときに試したい「想像力」を目覚めさせる4つのヒント
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今回ご紹介するヨガ、瞑想のプラクティス、デジタルデトックスのヒントなどを試して、心の壁を乗り越え、焦点をはっきりさせて想像力を目覚めさせましょう。

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アイデアや想像力が必要なとき、どうしてる?

想像の世界…

夜明け前の静かな朝、十分な休息の後、自分の神聖なワークスペースに足を踏み入れ、誰にも邪魔されずに智の女神との濃密な時間を過ごす心の準備ができています。ペンや絵筆、ギターのピックを楽しみに拾い上げると、水のごとくクリエイティブなインスピレーションがあなたの中へと流れ込み、潜在意識から言葉や線や音符が押し寄せてきます。

現実は…

運が良ければページにいくつかの優れた文章が現れたり、心に語りかけるいくつかの色を手に取ったり、新曲の歌詞の最初の二行を書き下ろします。そして行き詰まります。スマホが鳴ったら本能的に手を伸ばし、気づいたら、スマホをスクロール。淹れたてのコーヒーは冷たくなり、お腹も減り、飼い猫もまたお腹が減っています。シャワーもそろそろ浴びないといけません。そういえば歯は磨いたんだっけ?なんて考えてしまいます。

行き詰ったときは、エネルギーを動かす「ヨガ」がおすすめ

実際のところは、何度あなたが「始めて、立ち止まって、また始めて」を繰り返したとしても、クリエイティビティというのは、あなたが費やす1時間、1日、さらには10年間にどれだけ何かを生産したかで決まるものでは決してありません。独創性溢れるアイディアや想像力というのは人間としての経験の特徴が顕著に現れます。

あなたの持つクリエイティビティが伝統的に素晴らしいアート作品や発見として世に出ようとも、想像や発明を具現化しようとも、静寂の時という形で現れようとも、私たちは皆クリエーターです。私たちは時間と自信を手に入れるためのプラクティスを作成し、確立できるよう自ら努力すれば良いだけなのです。ヨガマットはそれを始めるのに良い場所です。プラクティスすると、自らの思考や判断、そしてついつい先延ばしにしてしまう心の状態から抜け出して、体へと入って行き、行き詰まったエネルギーを動かし、身体の中にある智の女神を目覚めさせます。

本当の自分自身を知る「セルフスタディ」が生み出す能力とは?

クリエイティビティというのは斬新で独創的な何かを生み出すプロセスとしてしばしば定義されますが、クリエイティブな取り組みを行うには、それを外側に向けて表現し始める以前に、自分自身との強く誠実な関係を培う必要があります。心理学者のアブラハム・マズローによれば、クリエイティブネス(彼が好む用語)は自己認識と自己実現に必要な要素です。著書「The True Secret of Writing」の中で、アメリカの人気作家ナタリー・ゴールドバーグは「私たちが自分について知りたい全てのことは奥深く隠れています」と書いています。また、古代のヨギたちは、自らの判断と恐れの下にある真実を明らかにすることこそが、ヨガを実践する理由だと述べています。

たとえ障害物に直面しても、ヨガは私たちに前を向いて進むための自己律(タパス)を与えてくれます。本当の自分(スヴァディアーヤ、またはセルフスタディ)を知る上で邪魔になる障害が、何かを知る機会、そして意図したとおりに物事を展開させる能力(イーシュワラプラニダーナ)を手にすることができるのです。

感情障害や不快感を取り除くために、ヨガで身体の中へと入っていこう

前腕バランスを固定するのは、物理的なアーサナのプラクティスの中でさほど難しい要素ではありません。むしろ、いわゆるモンキーマインドを落ち着かせ、チャイルドポーズをしたときに満足感を得たり、シャバーサナに身を委ねたりすることを可能にします。ポーズを取り、静止しているときに沸き起こり得る感情障害や不快感をうまく自分でコントロールできれば、インスタ映えするようなクリエイティブなものができないと葛藤したときに、休息して受け入れるという心の基盤が手に入れられます。

行き詰まっているときは、気分が乗らなくてもマットに乗ってみましょう。地面に足が触れているのを感じ、動き出しましょう。そしてポーズを完璧にこなさなければいけないという感情を解き放ちましょう。しばらくすると、「ゾーン」または「フロー」に出くわすかもしれません。これらはハンガリー系アメリカ人の心理学者ミハイ・チクセントミハイによって描写された空間のことで、すべての外部からの感覚による刺激が溶けてなくなる瞬間の意識と完全な没入感を意味します。こうして焦点が改まると、どんなことをしていても大きな感謝の気持ちを感じられるようになります。その後、あなたはもっと自信と活力を感じられるようになるかもしれません。

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心を目覚めさせるためにできることは?

ほとんど全ての人が心の中に編集者のような存在を抱え、お叱りを受けたり、舌打ちされたり、一方的なアドバイスを受けたりするものです。他の瞑想やマインドフルネスのプラクティスと同様、クリエイティブなプラクティスを儀式として扱う方法を学ぶことで、心の中に存在する批評の声を説得し、逆境を乗り越えるためのツールをたくさん手にすることが可能となります。あなたの中の新たなツールボックスを開くと、最初に「意識的な呼吸」が見つかります。完全に息を吸いきる時には空間が出来て、息を吐ききる時には広がりを感じます。呼吸というのは、新鮮な酸素を脳に送り、体の血管のコントロールセンターを生命力のエネルギーで満たし、体全体の機能を改善し、細胞活動を促進し、心身を目覚めさせます。

次にツールボックスから出てくるのは「退屈」かもしれません。あなたの脳がその生命力のエネルギーを自由に使えるようになったら、脳は目覚めており、クリエイティブに活動する準備ができています。しかしながら、そうするためにはそれぞれのデバイスに委ねる必要があります。心をスペースに漂わせましょう。それは直感に反するように聞こえるかもしれませんが、必要は発明の母というならば、退屈はクリエイティビティの母です。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(London School of Economics and Political Science, LSE)が2019年に発表した研究によると、研究者のギヒュン・パーク、ベン−チョン・リム、フイ・シ・オーは、退屈さはクリエイティビティに注目すべき影響を与えることがわかりました。この研究によれば、人は単純作業に行き詰まったとき、脳に対して新たな思考や問題解決のパターンを提供するように働きかけます。この状況は、瞑想的な探求のために静かに座っているときに起こることに似ています。

退屈を受け入れると、瞑想へと導かれるのです。研究によると、ヨガと瞑想の両方を実践している人は、クリエイティブな思考が促進されるというアルファ脳波のレベルが上昇します。参加者の脳波はプラクティスに慣れるにしたがって「リズミカルで秩序立った」ものになったことが研究結果で示されました。クリエイティブの壁を倒すための解決法は、簡単です。体を動かし、気を散らさないようにしておくと、あとは自然とうまく行きます。一部の太陽礼拝を行うと自動的に智の女神が呼び覚まされるという意味ではありません。しかし、儀式としてヨガと瞑想を実践することは心身の安定と感覚の刺激に繋がります。それは感謝の気持ちを綴る日記を毎日書いたり、スマホを持たずに近所を散歩したりすることとは異なります。それこそが日常との断絶であり、クリエイティブになる上で驚くべき効果を発揮するのです。

毎日の儀式① 早朝のフリーライティング

このエクササイズは、特定の結果や目標を期待したり、願ったりすることをせずに行いましょう。あなたの中から沸き起こるクリエイティブ呼び声がどんなものであれ、フリーライティングは、不安による緊張を緩め、その日の急務に取り掛かる前に流れに入るのに役立ちます。いつもよりも10分早く目を覚まし、日記を手にして、まだベッドの中にいるうちに書き始めましょう。その内容が理にかなっているかどうかを心配することなく、頭に浮かんだことを何でも良いので書きます。これを少なくとも1週間毎日試して、あなたのクリエイティビティへの道に変化が起こるかどうかを確認してみてください。週の後半、このプロセスがもたらすリズムによって、もっと簡単にリラックスができるようになりましたか?新しい情報源からインスピレーションを得ていますか?自分が書いたものを読んでみて、何が沸き起こったかを確認することは興味深いかもしれません。−クリエイティブなプロセスに関する驚きや発見はありますか?もしそうであれば、あなたがその文章を書くに至った経緯を考えるため、必ず読み返しましょう。

毎週の儀式②クリエイティビティを高めるヨガのシークエンス

ヨガのシークエンスを考えたり、プラクティスしたりするときに私たちが直面する最大のハードルの1つは、私たち自身の既存のやり方から抜け出し、今この瞬間の流れにプラグインする方法を学ぶことです。想像力が欠落しているときはいつでも、マットの上に立ち、自分の周りのエネルギーを動かし、おしゃべりをやめることが出来ます。クリエイティブなエネルギーの源に没入するシークエンスとして、仙骨のチャクラ(スヴァディ スターナ)を目覚めさせ、智の女神とチャネリングし、このアーサナを試すことで、クリエイティビティと流れに身を委ねるプラクティスを行いましょう。

このシークエンスのポーズは、喉のチャクラ(ヴィシュッダ)を刺激して真の自己表現を磨き、ハートのチャクラ(アナハタ)を開いて情熱の炎を再燃させ、クラウンチャクラ(サハスラーラ)を活性化して、より高い洞察力を目覚めさせ、エネルギーを与えます。そして太陽神経叢のチャクラ(マニプラ)にエネルギーを与え、モチベーションと自信を高めます。

毎月の儀式③ビジョンボードを作る

ビジョンボードは、そこに到達するための直感的なロードマップとしての役割を果たしてあなたの目標を物理的に明らかにし、思考を現実化して引き寄せの法則を発動させます。オリンピック選手たちは画像やイメージ、また視覚化技術を利用し、自分が達成したいことに焦点を当てます。これらの技術は、彼らの感覚を活性化する助けとなり、彼らは望ましい結果を想像することで、達成するための大きなチャンスを得ます。神経科学分野における研究により、このアプローチの有効性は証明されています。

自分一人で、または友達と一緒に、ハサミや接着剤、それから雑誌の切り抜きや写真、プリントアウトした画像を準備します。インスピレーションを感じられ、自分の求めるゴールに合うイメージ画像を選びましょう。つまりは自分の人生に引き寄せたいと思うものごとを。

特にはっきりした自分の信念(お金、仕事、能力について考えてみて)がある場合には、フレーズや文字を切り取り、自分独自のアファメーション(自己肯定の言葉)またはマントラをまとめましょう。

自分の夢を物理的な形として表現できている限り、ビジョンボードを作成する上で誤った方法というのはありません。これは毎月行う素晴らしい有言実行のエクササイズと言えます。特に新月が近いときは意図を設定するのに適したタイミングです。毎月新しいビジョンボードを作成するか、すでに作成したものに追加し続けるか、どちらかを選択できます。クリエイティブな力を鍛え、自らの手で何かを作るという機会となります。そして、もし自分の中のアーティストな部分が触発されたとしたら、自分が正しい方向に進んでいる証拠です。

日々行う儀式④メディアデトックス

休むことなくニュースを観たり、聞いたりすることは中毒性があり、想像力を豊かにする能力が阻まれる可能性があります。自分を閉ざしているかもしれないものは何かを考えてみてください。例えば、通勤通学中に聴いているラジオやポッドキャスト、ニュースフィードをスクロールしていること、BGMとしてテレビを流していることなどが考えられます。テクノロジーフリーの時間を設定することで、スクリーンに向かう時間や音を聴く時間を制限してみましょう。次に、寂しさを紛らわすためにノイズやその他の刺激が必要だと感じたら、その瞬間に細心の注意を払って下さい。自分の思考と一対一になってしまうことが不快ですか?判断することなく、その感情に注意を払いましょう。そして心が変化する様子を見つめてみて下さい。ノートを自分のそばに置き、浮かんでくるランダムな思考を書き留めます。絵を描いたり、色を塗ったりして、自分の衝動と戦ってください。時間が立つに連れて、あなたのクリエイティブなプロセスがどのように変化するか注目してみましょう。

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リゼット・チェレソン&アンドレア・ライスによる著書「The Yoga Almanac」

この記事の本文は「The Yoga Almanac」(New Harbinger Publications刊、2020年3月発売)に掲載されています。転載許可:New Harbinger Publications、Inc.©2020 Lisette Cheresson&Andrea Rice

教えてくれたのは…アンドレア・ライスさんとリゼット・チェレソンさん
アンドレア・ライス
アンドレア・ライスさんは、ヘルス、ウェルネス、ライフスタイル分野のライターで編集者です。アンドレアさんはこれまで、Yoga Journal、The Wanderlust Journal、mindbodygreen、SONIMA、New York Yoga + Life、Astrostyle、WALTER Magazineなどの媒体に寄稿しています。また、新聞「ニューヨーク・タイムズ」および「インディ・ウィーク」のジャーナリストとして勤務した経験を持っています。ニューヨーク州ニューヨーク市で200時間のトレーニングを修了し、著名なヨガティーチャーであるエレナ・ブロワーとアレクサンドリア・クロウの元、さらにヨガを学び、10年の経験を持つヨガティーチャーとしても活躍しています。

彼女はまた、双子の占星術師・作家のAstroTwinsであるオフィラ&タリ・エデュートと共に占星術を幅広く研究しています。ブルックリンとマンハッタンでヨガ、瞑想、ジャーナリング、クリエイティビティに関するワークショップを開催し、ヴァーモント州で行われるワンダーラストフェスティバルではプレゼンターを務めています。ノースカロライナ州ローリーに夫と猫と住んでおり、ヨガスタジオの「ブルーロータス」とノースカロライナ美術館でヨガを教え、「レッドバッドライティングプロジェクト」でクリエイティブ・ライティングの授業を指導しています。

リゼット・チェレソン
リゼットさんはウェルネス、サスティナビリティ、ウーマンエンパワーメント分野を専門としたライター、編集者そしてコンテンツコンサルタントとして活動しています。彼女はエディ・スターン、エオイン・フィン、エレナ・ブロワーなどのリーダーらと共に短編映画を製作してきました。また、受賞歴のあるジャーナリストとして、The Wanderlust Journal、Quilt、Matador、ニューヨーク・タイムズの参考図書Off Track Planetなどに寄稿しています。彼女はニューヨーク州ニューヨーク市で200時間のヨガトレーニングを修了し、インドでのレイキ・アチューンメントを修了しました。彼女はまた、レスリー・カミノフによるThe Breathing Projectに師事し、ダライ・ラマとの3日間の集中講義にも参加しました。

ワンダーラストフェスティバルとマニフェスト・ステーションでワークショップを行い、2019年には終末期ドゥーラのトレーニングを完了しました。現在、夫と動物たちと共にニューヨーク州ハドソンバレーに住んでいます。

ヨガジャーナルアメリカ版/「Feeling Stuck? These 4 Mindfulness Rituals Will Help You Feel Creative Again

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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By ANDREA RICE AND LISETTE CHERESSON
Translated by Hanae Yamaguchi

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