「共感しすぎてつらい...」そう感じた時に試したい4つの方法とは?|臨床心理士が解説
共感疲労を防ぐために
休息を取る
共感疲労になる時、心も身体も疲れていることが多いです。衣・食・住を整え、十分な睡眠を取り、休息することを心がけましょう。
自分の好きなことをする
趣味、自分が楽しいと思うことをして、誰のためでもない、自分のための時間を作りましょう。
誰かに話してみる
自分の感じている想いを誰かと共有するだけで、気持ちが和らいだり、落ち着いたりすることがあります。また他者に話すことで、自分の感情や共感疲労を引き起こしている状況と少し距離が生まれ、客観的に整理することができるかもしれません
『相手は相手、自分は自分』を頭の片隅に
気持ちの上で、他者と自分との間に境界線を引くことも大切。『これは相手に起きていること』『ここから先は自分の問題ではない』と区切りをつけることを意識してみて。境界線を引くことは決して冷たい・悪いことでなく、自分と相手を守るために大切なことなのです。
精神的に疲れ、共感する能力を失ったと感じるとき、罪悪感を覚えることがあるかもしれません。しかしこれは共感疲労によるもので、うまくコントロールする方法を知れば、共感疲労から自分の身を守ることができます。『その方法がわからない』という方は専門家と一緒に方法を見つけていくのも効果的です。一人で抱え込まず、誰かに頼ってみてくださいね。
ライター/南 舞
臨床心理士。岩手県出身。多感な思春期時代に臨床心理学の存在を知り、カウンセラーになることを決意。大学と大学院にて臨床心理学を専攻し、卒業後「臨床心理士」を取得。学生時代に趣味で始めたヨガだったが、周りと比べず自分と向き合っていくヨガの姿勢に、カウンセリングと近いものを感じ、ヨガ講師になることを決意。現在は臨床心理士としてカウンセリングをする傍ら、ヨガ講師としても活動している。
Instagram: @maiminami831
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