ハワイでトレーニングを受けた初の日本人マシンピラティスインストラクター誕生
現在レッスンを担当しているスタジオ
今Yukoさんが教えているのは、養成コースを受けた「Pilates O Ka La」というスタジオ。日本人にも人気のカフェなどがあるモンサラット通りにあります。プライベート用のスタジオと、グループ用のスタジオとが2箇所あり、自然の光が入るとても落ち着くステキな雰囲気のあるスタジオです。現在は10名ほどの登録インストラクターがいて、日本人はYukoさん一人です。
「普段は日本語でのマシングループとプライベートレッスンを教えていますが、現在はコロナの影響で全てのクラスがオンラインとなっています」(Yukoさん)。Yukoさんはオンラインで土曜日の8時〜オンラインマットクラスを担当しています。日本時間だと真夜中の午前3時に当たるので、日本からの受講は難しいかもしれませんが、またハワイに旅行ができるようになったら、ぜひ日本人の方にも来て欲しいステキなスタジオです。
普段のライフスタイルは
まだ外出ができていた頃は、サーフィンやロードバイク、ハイクやカヤック、ビーチでのヨガなどハワイの内外でアウトドアのアクティビティを楽しんでいたYukoさん。「ハワイに来たのもアウトドアアクティビティをしたかったというのもあります。ピラティスを始めてからは、動きの質が向上し、疲れにくくなりました。体幹や骨盤が安定することで腕や脚を効率よくうまく使えるようになりました。脚力も強くなった感覚もあります。外出禁止の今は自宅でのピラティスを楽しんでいます」(Yukoさん)。
ヨガにピラティスはどう活かされるのか
ヨガはピラティスに比べてダイナミックな動きが多いので、コアの強さがとても重要になります。アメリカではヨガ実践者のケガも増えていると聞いています。ヨガでケガをしやすい肩、背骨、膝などを守るためにピラティスを応用できる場面はたくさんあります。特に女性は柔軟性が高い方も多いので、柔軟性だけに頼ってポーズを取ることでケガのリスクが高まります。柔軟性と筋力バランスをバランスよく鍛える必要があります。そういう意味で、ピラティスはヨガに限らずどんなアクティビティにとっても、身体の機能的な動きを学ぶ最良のメソッドであると言えます。ピラティスインストラクターとして活動する私自身も、ピラティスを学び始めてからの方がヨガのポーズが深まった感覚があります。
外出禁止中のハワイからのメッセージ
ハワイは3月23日より外出禁止中で、ほとんど家にいることが多いですが、時々は気分転換に外に散歩に出たりしています。暗いニュースも多いですが、ハワイの美しい景色は変わりなく存在していて、外に短時間出るだけでも美しい自然に癒されています。
今はみなさんも外出を自粛して自宅にいることが最前の方法だとは思いますが、コロナが1日も早く収束してまたハワイに観光客が戻ってくる平和な日が早くくることを心から祈っています。
ライター/寺岡早織
2003年からヨガを始め、その後ピラティスを始める。2010年BASIピラティスインストラクター資格(マット、マシン)を取得し、ピラティス指導を開始。結婚を機に2013年ハワイに移住し、その後もピラティス指導を続ける。2015年よりハワイでの日本人向けRYT200の解剖学講師を務める。2018年よりヨガ・ピラティスインストラクターに特化したプロフィール写真のカメラマンとしても活動を開始。趣味は絵を描くこと。Instagram (ピラティスアカウント):@saori_pilates、Instagram(ハワイ写真アカウント):@saori_hi_photography
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