小さなキズは"問題"か?「適正な品質」に向き合うNO PROBLEMが目指す寛容な社会

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小さなキズは"問題"か?「適正な品質」に向き合うNO PROBLEMが目指す寛容な社会

私たちが目にする製品の裏側で、傷や歪みなどがあったモノは規格外として扱われるB品もたくさん生まれていることを、ご存じでしょうか? 機能的には問題ないのに、ちょっとしたキズで品質基準からは外れてしまうB品たち。そんな背景に違和感を持ち、普通に使うぶんにはまったく問題がないB品を定価で販売している「NO PROBLEM」プロジェクト。モノづくりの背景やB品というモチーフを通して、もっと寛容な社会に……そこにはモノの適正な品質と向き合う、真摯で温かなマインドが流れていました。

どんなモノでも、お店には外見も中身も綺麗で完璧なプロダクトが並んでいて当たり前の日本。それは、生産や流通の過程で行われる厳しい検品があってこそ。検品でB品となったものは製品としては認められず、一般流通には乗りません。しかし、そのB品の中には機能的な欠陥品から、使用上は問題ないけれども微細な傷がついているだけのものや、パッケージだけに傷があるものなど、様々なグレードのB品が含まれています。そして海外ではちょっとのキズなら受け入れてもらえるけれど、とりわけ日本は検品基準が厳しい傾向にあるといいます。海外ではOKでも、日本ではNG……もちろん、品質を決める基準はメーカーそれぞれ違いますが、検品ではじかれてしまうB品の中には、日常で使うぶんにはまったく問題なく、A品と同様に使える立派なプロダクトも多く含まれているのが現状。そんなモノの「適正な品質」にまっすぐ向き合う「NO PROBLEM」(以下、NP)は、傷モノだからと安売りするのではなく、「No Problem!(問題なし!)」のNP品(NO PROBLEM品)として定価で販売しています。それは本当のモノの価値を理解して大切にする心を広げながら、作り手、売り手、買い手のみんなが笑顔になるプロジェクト。活動をスタートしたきっかけや思いを、代表の小沢朋子さんに伺いました。

Text by Ayako Minato

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