股関節がラクに開く!骨・関節にアプローチする「ホネナビ体操」とは

Shoko Matsuhashi

股関節がラクに開く!骨・関節にアプローチする「ホネナビ体操」とは

骨と関節に意識を向ける「ホネナビ体操」は、安全&快適に体を動かすコツがいっぱい。ヨガの練習に取り入れて、股関節の柔軟性を取り戻しましょう。

骨を正しく操ることが「正しい体」をつくる基本

清水先生:先生が骨に着目されたきっかけは何だったのですか?

長谷川先生:私がヨガや瞑想の世界に入ったのが40年前。瞑想の師匠に「体を扱うにはまず骨を学べ」と教わりました。剣道や古武道なども行い、自分なりに練習を深めるうち、「骨を正しく操ると体を直感的に使える」ということがわかるようになってきたんです。

そもそも筋肉は骨にくっついているので、骨を意識して動かすと体全体の筋肉をバランスよく動かすことができる。痛みや力みなく動かせて運動後も気持ちよく、痛みにくい。こうした骨の扱い方を体系的にまとめたものが、「ホネナビ」です。

清水先生:骨をナビゲートする(=誘導する、操縦する)ことで、筋肉全般を調和させながら、快適に動かせるということですね。

長谷川先生:人間の体を構造物にたとえると、骨は支柱、関節はジョイント部、筋肉や腱はそれぞれの支柱をつないで動かす、弾力のあるロープです。従来の体育教育では、ロープを鍛えたり調整することに重点を置いて、支柱やジョイント部への意識はなおざりでした。でもロープだけを強化しても、支柱やジョイントのバランスが崩れていたら、構造物は正しく立つことができませんよね。人間も同じ。骨や関節に注目し、本来持っている機能を回復して、全体のバランスを正しい状態に戻すことが必要であり、そうすることで、体は大きく、ラクに動くようになるのです。

清水先生:特に股関節は、全身の骨格バランスをとる上で非常に重要な関節で、常に大きな負担がかかるところ。ホネナビを通して股関節を調整することで、ヨガのポーズだけでなく、日常生活もラクにこなせるようになりそうです。

長谷川先生:ホネナビをすると、体全体の骨のバランスがとれ、ゆがみが解消されます。長い間使っていなかった関節も動かせるようになり、日常の動きもスムーズになるでしょう。

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photo by Shoko Matsuhashi

photos by Nobuhiro Miyoshi(RELATION),Shoko Matsuhashi
hair&make-up by Mayumi Tsuchiya(FIX-UP)
illustrations by Misako Nakagawa
text by Hiroko Suzuki
yoga Journal日本版Vol.68掲載

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