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ヨガでもルーティンは有効?日本を代表するヨガ指導者に聞いた
日本を代表するヨガ指導者、綿本彰先生が、ヨガにまつわる悩みに対してアドバイス。今回は「スポーツ選手のように、ヨガでもルーティンは有効?」と悩む読者に答えます。
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内面を観察しやすくなり、練習効果が深まることも
とてもとても有効です。ルーティンの良さは、毎日決められた時間、あるいは毎日決まったタイミングに同じ動作、同じ練習を行うことで、一瞬で平常心や無心に近づくことができ、そのことで練習効果が劇的に深まる点にあります。
ヨガ初心者の方は、次は何やるのかな、どうすればいかなと、常に頭を使って練習してしまうので、終わった後のリラックス効果は得られても、なかなかメンタル調整力を養うまでには至りません。ところが、ルーティンでの練習を重ねると、何も考えず、より的確にその動作を行えるため、より繊細に内面を感じたり、内側から沸き起こる感覚に委ねやすくなります。
すべての練習をルーティンにしてもよいですが、最初の10分間、または加えて最後の10分間など、特定の場面で同じ練習にすることも有効です。ぜひこのルーティンの効果を、ご自身の練習にも生かしていただければと思います。
教えてくれたのは…綿本彰先生
日本ヨーガ瞑想協会会長。父である同協会名誉会長、故・綿本昇師からヨガを学ぶ。大学卒業後インドに渡り、各地でヨガ、アーユルヴェーダの研修をし、帰国。1994年にヨガの指導をスタート。
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