背骨まわりのインナー筋の鍛え方|長友佑都も実践するアスリート式不調解決法
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長友佑都選手をはじめ、トップアスリートから一般の方まですべての人に「本物」のトレーニングを届けるフィジカルトレーナー、竹口正範先生による不調解決メソッド。この企画では、ストレッチ&トレーニングを2ステップで実践し、体の弱点を効率的に強化します。眠っていた体の持つ潜在能力に気付き、不調知らずの強い体を手に入れましょう!今回は腰を守るインナーマッスルを活性化し、日常動作を滑らかにするワークです。
腰を守るインナーマッスルを活性化し、日常動作を滑らかに
アスリートは体の表面にあるアウターマッスルを使い、大きな力やスピードを発揮するという面では一流と言えるでしょう。しかし、体の深層部にあるインナーマッスルを使えていない選手は多く、表層部の大きな筋肉しか可動しないと滑らかに動けない。つまり無駄な動きが多くなり、疲労やけがにつながります。
アスリートにとって最大のリスクはけがで試合を欠場することなので、体を守りながら最高のパフォーマンスを発揮するにはインナーマッスルの強化は必須と言えます。一般の人にとっても、日常動作を無理なくスムーズに行うためにインナーマッスルは大切。腰痛予防と改善のためトレーニングでさらにインナーマッスルを使える体を目指しましょう。
今回ご紹介する「ローリング・アッパーボディ」と「ローリング・ローワーボディ」は、背骨まわりのインナーマッスルを活性化するトレーニング。インナーマッスルが使えると全身の動きが滑らかになり、日常動作で腰にかかる負担を軽減できます。(竹口正範先生)
STEP1:ローリング・アッパーボディ
目的と効果
下半身は脱力し、アウターマッスルの大きな力を使わずに小さな力で寝返りを打ち、背骨まわりのインナーマッスルを活性化する。
やり方
1.仰向けで左腕を頭の方へ伸ばし、右腕は天井へ。
![アスリート式不調解決メソッド|腰痛②](https://images.yogajournal.jp/article/41249/pRQPlnLYdg9JxfbWKZ4YiO1COjU9Lhp4RULLIzsL.jpeg)
2.頭を持ち上げ、頭と右腕だけを使い左側へゆっくり寝返りを打つ。
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3.うつ伏せになり左腕は頭の方へ、右腕を肩の先に伸ばす。
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4.頭と右腕を持ち上げる。
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5.右手の親指を目で追いながら右腕は背中を通り、左側へゆっくり寝返りを打つ。
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6.仰向けの状態に戻り、この寝返りを10回繰り返す。
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効果UPのポイント
下半身の力を抜き上半身だけで体を回転させる。上半身の後から下半身がついてくる感覚を大切に。
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