竹脇まりなさんの転身ストーリー|会社員からヨガ講師、起業家へ:なりたい自分を叶えるために突き進む

 竹脇まりなさんの転身ストーリー|会社員からヨガ講師、起業家へ:なりたい自分を叶えるために突き進む
Yugo Numata
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会社を辞めて私はどうなりたいのか……。思い浮かんだのが、60歳を迎えた今も現役のヨガ講師をしている母の姿でした。母は娘の私から見ても健康的で美しく、好きなことを仕事にして自分の力で収入を得る生き方が眩しく見え、「こんなふうになりたいな」と。「ヨガ講師は一生もののスキルになる」と感じたこともヨガの道を志した動機のひとつかな。私の場合、「ヨガを教えたくてヨガ講師になった」のではなく、「なりたい自分を叶える手段としてヨガ講師を選んだ」というのが正解です。

――そこからヨガの指導者資格を取ったのですね。スクール選びで重視したポイントは?

実はスクールに通う前、ロサンゼルスに行きました(笑)。ロサンゼルスはインドに次いでヨガ人口が多く、渡米の理由はヨガのメッカでトレンドを学ぼうと思ったから。現地に行き肌で感じたのは、カフェやシェアオフィスなどにもヨガが浸透しているということ。指導の場はヨガスタジオに限らないと知って視野が広がり、その後の活動方針を決めるうえで役立ちました。

帰国後、ヨガ講師の資格を取りに今度はインドへ。なぜインド?それはヨガの本場で学びたかったのと、他の人にはない特徴的な経歴を持つことが、講師になったときのアピール材料になると思ったからです。かといって、インドで学べればどこのスクールでもよかったわけでなく、私は学びたい先生と流派を基準にスクールを選びました。最近、スクール選びについて相談されることが多く、「自分が何を学びたくて、卒業後どんなヨガ講師になりたいか」を明確にするようにアドバイスしています。そのうえでイメージした自分に近付けるスクールを選ぶといいのでは。そして本気でヨガを仕事にするつもりなら、十分なティーチングスキルを習得する必要があり、座学に終始せずティーチングに時間をかけるスクールを選ぶべきだと思います。

竹脇まりな
Photo by Yugo Numata

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Text by Ai Kitabayashi



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