厚生労働省が神宮球場で1000人規模のヨガイベントを主催、なぜ今「ヨガ」なのか?

 厚生労働省が神宮球場で1000人規模のヨガイベントを主催、なぜ今「ヨガ」なのか?
Kenji Yamada
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――数あるスポーツの中で、ヨガに注目した理由を教えてください。

前途した「国民健康・栄養調査結果」の通り、若い世代を中心に運動習慣が少ないことがわかっており、理由の多くは日々の忙しさです。そうした方々の背中を押すために、運動経験や男女差を問わず、ほかのスポーツより気軽に始められそうなヨガに注目しました。ただ、いきなりヨガスタジオに行ってヨガをやりましょうと言われても敷居が高いですよね。屋外で、しかも普段は入れない神宮球場のグラウンドで行うナイトヨガであれば、男性や初心者の方にも興味を持っていただき仕事帰りでも足を運びやすいのではと、考えています。

――ナイトヨガを通して、参加した方々にどんな変化を期待していますか?

厚生労働省としては、2040年に向けて国民の健康寿命をのばすことを目標に掲げており、そのためには無関心層で、運動のきっかけがつかめず一歩を踏み出せない方へのアプローチが重要です。このナイトヨガイベントを機に体を動かす楽しさを体感し、今日の体験が運動習慣につながることを期待しています。最近では省内でもヨガをする職員が増え、私も時々屋外のヨガイベントに参加しているんですよ。けっして運動経験が豊富なわけでも、体が柔らかいわけでもありませんが、それでも無理せず心地よくなれるヨガは体を動かすきっかけとして非常に適していると実感しています。

――今年で3回目を迎えるナイトヨガ、今後の取り組みについて教えてください。

9月には厚生労働省とスポーツ庁が連携し、横浜スタジアムで初のヨガイベントとなる「スマートライフフェスタ in 横浜」を夜の時間帯に開催しました。開催前からSNSで話題になり、横浜スタジアムでヨガを行うという切り口が、ヨガに親しみのない人にもキャッチーに思えたようです。スタジアムは収容人数が多いため、より多くの方々に運動の機会を提供するには絶好の会場。まだ構想段階ですが、全国のスタジアムでヨガイベントを開催し、運動習慣の啓蒙を行うというアイデアも出ています。

神宮球場で1000人規模のナイトヨガを主催。厚生労働省がヨガに期待すること
Photo by Kenji Yamada

木下博詞さん
厚生労働省健康局健康課 課長補佐。平成7年厚生労働省に入省後、水道環境部産業廃棄物対策室、健康局生活習慣病対策室健康指導係長、食品安全部企画情報課経理係長などを務め、平成30年より現職。「スマートライフフェスタ~ナイトヨガ~」をはじめ国民の健康に関わる業務を担当している。

次はイベントを担当したヨガ講師の梅澤友里香さんに、クラス構成でどのようなことを意識しているか、また神宮球場でのナイトヨガの魅力を教えていただきました。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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Photos by Kenji Yamada
Text by Ai Kitabayashi



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