POSE & BODY
弓のポーズや橋のポーズをすると膝が痛くなる理由
日本を代表するヨガ指導者、綿本彰さんが、ヨガにまつわる悩みに対してアドバイス。今回は「橋のポーズをすると、膝のお皿の下あたりが痛む」というヨギに、綿本先生が回答。
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橋のポーズとは、仰向けの状態で膝を立てて足を床につき、肩と足で胴体を起こすポーズ(下図参照)。
弓のポーズとは、うつ伏せの状態から手で足首を持って体を反らせるポーズ(下図参照)。
これらのポーズをしたときに「膝のお皿の下が痛む」とはどういうことなのか? 綿本先生に聞いてみました。
膝まわりの筋肉バランスを整える動きを
膝まわりの筋肉バランスが悪い状態で、太腿前面の筋肉=大腿四頭筋に負荷がかかりすぎていることで生じる痛みだと思います。ですから、膝まわりの筋肉バランスを整えることが大切で、膝が開き過ぎないようにすること、ただし太腿を閉じるというよりは、伸ばす意識を強くもつことです。また、骨盤底を引き上げたり、足指を開いて反らせたり、弓のポーズの場合は、地面を踏みしめる力を意識したりすることで、膝まわりの筋肉がバランスよく収縮し、安定感をますので痛みが軽減しやすいです。ただし、膝の病気である可能性や、もう少し太腿前面の筋肉をほぐさないといけない場合もあるので、無理はなさらないでくださいね。
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