POSE & BODY
いつか妊娠したいと思っているなら…座り方からはじめるプレ妊活【女性のためのヨガ知識】
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骨盤周りに負担をかけない座り方
長時間の座り仕事などは骨盤底に負担がかかりますが、特に座る際に腰が丸まり、仙骨(骨盤の真ん中の骨、背骨のすぐ下にある)を床につけるように座る姿勢には気をつけたいです。また、脚全体でM字を描くように座るとんび座り(女の子座り)などは骨盤底筋だけでなく骨盤周辺にあまりよくない座り方です。子宮や卵巣、腸などの内臓が下垂して固くなり、内臓の働きや血流が悪くなってしまいます。
不妊だけでなく生理痛が重いという方も座り方には気をつけたいところです。気づいたらそうなっている!という方は、姿勢を正そうと無理に胸を突き出して姿勢を直してしまいがちですが、それだと背中や腰周りの筋肉が過剰に緊張したり骨盤が前傾しすぎたりして呼吸が浅くなります。姿勢を正す際は、胸からでなく、骨盤をしっかり立てて座るようにしましょう。お尻を左右に軽くゆすると当たるのが坐骨という骨盤の底部分にある骨ですが、その骨を立てるようにして座ると骨盤が後傾しすぎたり前傾しすぎるのを防げます。肛門の5ミリくらい前が床の方向を向き、あたまのてっぺんが天井から糸で吊られているようにイメージしてみましょう。
姿勢を正したら目を閉じてゆっくり深呼吸を5回繰り返してみてください。りきみがなく腹式呼吸ができるようになると骨盤底筋群が呼吸でひきあがったりゆるんだりしてしなやかな状態がつくれます。姿勢に力みがなくなると呼吸が深まり、思考もクリアになります。
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