「アスパラガスが筋っぽい!どこまで皮を剥けばいいの?」アスパラガスをおいしく食べるコツ

 アスパラガスのイメージ
photo by photoAC

鮮やかな彩りとほろ苦い風味がおいしい春野菜アスパラガス。アスパラガスが硬くて筋っぽい時ってありませんか?根元の部分の皮を剥けばいいというけれど、どこまで剥けばいいのか迷うこともありますよね。アスパラガスをおいしく食べるコツについてお伝えします。

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アスパラガスはなぜ硬くなる?

アスパラガスは穂先と根元では食感が異なります。穂先が一番やわらかい部分で、取扱いや鮮度によって、バラバラと落ちてしまうこともあります。一方で茎の根本の部分は、シャキシャキとした食感を楽しむことができますが、根元部分から乾燥が進み、皮などに筋っぽさを感じることがあります。また、育ちすぎてしまったアスパラガスも硬くなりやすい傾向があります。

アスパラガスの皮はどこまで剥くのが正解?

春に旬を迎えるアスパラガスは、鮮度が良ければ根元までやわらかいため、根元は1cmほど切り落としてピーラーなどで皮を3㎝ほど剥くことで十分です。根元を折り曲げるとポキリと折れるところまではやわらかいですが、ぐんにゃりと曲がってしまう部分は硬くて筋っぽい可能性が高いです。芯の白い部分が見えるくらいまで、根元から長めに皮を剥いておきましょう。また、はかまとよばれる突起部分も硬いことがあるので、下部のはかまも取り除いておきましょう。

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アスパラガスの太さと硬さは関係ある?どんなアスパラガスを選ぶのがいい?

実はアスパラガスの太さとかたさには関連性はないといわれています。茎が細いからといって皮が筋っぽくないとは限りません。まずは購入するときに切り口をみて、みずみずしいものや皮が分厚くないものを選ぶようにしましょう。穂先がいたんでいるものや、穂先が曲がっているものは収穫から時間が経っていることも。購入後も早めに食べきるようにしたいですね。

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硬めのアスパラガスをおいしく食べるコツ

硬めで筋が気になるアスパラガスは、下ゆでをせずに斜め薄切りにして油で炒める調理法もおすすめです。アスパラガスの繊維は縦に走っているため、繊維を断ち切るような方向に包丁を入れましょう。また、短めに切ったアスパラガスをくたくたになるまで煮込む調理法でもおいしく食べることができますよ。アスパラガスは皮の部分にも栄養素が多く含まれているため、できるだけ丸ごと食べたいですよね。包丁を当てて皮に硬さを感じるような部分は特に筋っぽい可能性が高いため、処理が必要です。硬い部分を見極めてアスパラガスをおいしく食べてくださいね!

参照:
・「やさい(幻冬舎)」

ライター/大槻万須美
管理栄養士・フードスタイリスト・腸内ケアフードアドバイザー。楽しく食べて健康に。食の大切さを伝えるため、離乳食講座などの料理教室、バレエダンサーやアスリートのパーソナル栄養サポート、レシピ・コラムの提供など幅広く活動。子どもの頃の毎年の米作り経験から、身近な食体験の重要性についても実感し、おとなと子どもの食育サポートにも力を注いでいる。
Instagram:@tsukiko_shoku_mind
blog:管理栄養士 大槻万須美♪楽しく食べて健康に♪

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