動きたくないけど…どうにかしたいぽっこりお腹【座ったまま2つの動きでちゃんと効く】下腹撃退エクサ
そんなに太っていないのに、下腹がぽっこりしている…どんな対策をしたら良いのか、お悩みではないですか?今日は、ぽっこりお腹の原因や、意識したい筋肉、対策についてご紹介します。
なぜ?ぽっこりお腹の原因
下腹部の筋肉の衰え
腹筋は内臓を正しい位置に保つ働きをしており、腹筋の筋力が低下すると内臓を支えられず、内臓が前方にずれることで下腹部がぽっこり出てしまいます。下腹部の筋肉が衰える原因には、加齢や運動不足などが考えられます。
脂肪の蓄積
脂肪には、胃や腸など臓器の周りにつく「内臓脂肪」と、皮膚の下につく「皮下脂肪」の2種類があり、内臓が集まる下腹部には、内臓脂肪と皮下脂肪の両方が蓄積しやすいと言えます。内臓脂肪や皮下脂肪がつく原因は、食べ過ぎやお酒の飲みすぎ、運動不足などが考えられ、また女性はホルモンの働きにより男性に比べて皮下脂肪が蓄積しやすいと言われています。
姿勢不良
反り腰や猫背といった姿勢の悪さも、下腹部がぽっこり出てしまう原因のひとつです。姿勢の悪化には骨盤が大きく関係しており、骨盤が歪むと内臓を正しい位置にキープできず下腹部が前に出てしまいます。下腹部のトレーニングや、普段の姿勢を意識することで、正しい姿勢をキープできるようにしましょう。
下腹部を構成する筋肉
腹直筋
腹直筋はお腹の前面にある筋肉で、背中を前方に丸める動作や、正しい姿勢を維持する役割をもっています。腹直筋を鍛えることで引き締まった見た目になるだけでなく、内臓の保護や内臓の下垂防止にも効果的です。
腹斜筋(内・外)
腹斜筋は脇腹にある筋肉で、表層部にある「外腹斜筋」、その内側にある「内腹斜筋」の2つの筋肉により構成されています。上体を横に倒す側屈動作や、ひねる動作で使われ、スポーツをするうえでも欠かせない筋肉です。腹斜筋を鍛えることで引き締まったくびれが手に入るだけでなく、姿勢の安定に関わる腹圧の向上や内臓の位置を安定させるといった効果があります。
腹横筋
腹横筋は内腹斜筋のさらに内側に位置しており、お腹の筋肉のなかでいちばん深層にある筋肉です。インナーマッスルとして、腹直筋や腹斜筋などの他の腹筋をサポートする役割をもっています。胴の周りを覆うように位置し、内臓を支えるコルセットのような働きをしているのが特徴です。
これらの筋肉を意識して、トレーニングを行っていきましょう!
座ったままでOK!ぽっこりお腹対策エクササイズ
1.両膝を立てて座り、足を揃え、内腿を押し合う。左手は軽く後ろ床につき、右手を上に伸ばしてから左腿の外に手をかけ、胸を捻る。
深い呼吸で30秒目安にキープし、反対側も同様に行う。
2.1のポーズからすぐに両手を前に伸ばし、体を後ろに倒す。足を床から持ち上げ、余裕があれば脛と床が平行になる所まで足を持ち上げ、30秒目安にキープする。
AUTHOR
ひるかわえみこ
劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。
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