加齢で顔が長くなる…って本当?〈若見えする顔〉をキープするための小顔ヨガエクサ
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年齢によって顔が変わってきたと感じているあなた。その理由は、頭蓋骨と顔の筋肉の衰えが原因かもしれません。寒い季節は血色の悪さや乾燥もあり、表情が乏しくなりやすい季節。印象をアップしていく小顔ヨガを取り入れてみましょう!
顔の骨格とは?
顔の骨格=頭蓋骨の骨の形状を指します。頭蓋骨は、15種類・23個の骨で構成されており、意外にも骨が多いことがわかります。赤ちゃんが生まれてくる時は、頭蓋骨は縫合部といわれるつなぎ目がくっついておらず、骨同士が重なって産道を通ってくるといわれています。大人になるにつれて縫合部が閉じ、安定していきますが、大人になってもわずかながら締まったり緩んだりするといわれています。
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加齢や習慣で頭蓋骨が変わる?
顔の形は、筋肉的にも骨格的にも加齢や生活習慣により変化する可能性があります。例えば、加齢により筋肉の弾力が減少すると以下のような顔の変化が表れやすくなります。
・目がくぼむ、目が小さくなる
・頬がこける
・鼻下が長くなる
・口元が突出する
・ほうれい線が目立つようになる
・顎のラインがたるむ
全体的に顔が長くなったような印象になりやすいといわれています。
生活習慣によっても顔に変化が現れます。例えば、硬い食材をしっかり噛んで食べるような食生活を送っている方は、顎が発達しやすくなります。さらに、片側ばかりで噛む癖があると、そちらの顎の方が筋肉が発達しやすくなります。いつも同じ方向に横向きになって寝る癖があると、筋肉も骨も偏りが生まれる可能性があるともいわれており、多くの方が顔の左右差を持っているといわれています。
左右差もチェックしてみよう
正面からみた顔面の左右差は、毎日鏡で見ていると思いますが、そのほかにも左右差をチェックする方法があります。日常の習慣により左右差が出ている状態で、加齢による筋肉の衰えも起こると、顔の左右差が大きく見えてしまいます。まずはご自身の左右差を認識してみましょう。
1)顎を下から覗いてみる
目線を天井方向に向け、顎を持ち上げた状態で、写真を撮ってみましょう。顎の形に左右差があるかもしれません。
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photo by 伊藤香奈
2)顎を動かして動きの左右差を見る
頬の出っ張っている骨の下に指を置いて、少し圧をかけ、顎を開いたり閉じたりしてみると、筋肉の動きを指で感じることができます。この筋肉がモリっとしてくる具合に左右差が感じられるかもしれません。
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photo by 伊藤香奈
骨のゆがみや左右差があっても、骨をセルフで無理に動かそうとすると、かえってゆがみを生じさせる可能性があるため危険。自分で整えていくには、①日常の使い方の偏りをなくすこと②骨の上についている筋肉を動かしていく、の2つケアを行っていきましょう。
左右差をなくす表情筋エクササイズ
今回は口~顎周りの筋肉を使っていく「う・い」エクササイズを行っていきましょう!
1)口を「う~」の形でつきだす(唇の力は抜き、タコのように唇をつきだす)
2)次に「い~」の形で口角を上げる(唇は、真横ではなく斜上に引き上げるように)
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唇がうまく動かない場合は、指を口角付近に当てて、左右差がないように指でサポートしながら動かしてみましょう。5~10回行うだけで、しゃべりやすくなったり、大きく笑えるようになるなど、表情筋の動きの変化を感じるでしょう。
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