56歳前後に要注意!実は男性にもある「更年期障害」症状と起こる仕組み、おすすめの漢方薬は?
周りの人も男性更年期障害について理解を深めることが大切
実はテストステロンは、生活習慣を変えたり、日頃の生活の少しの工夫で増える可能性のあるホルモンです。適度な運動や栄養バランスのとれた食事、十分な睡眠といった基本的な生活習慣を整えたり、気の合う仲間との時間を楽しんだり、趣味など自分が楽しいと感じられることを見つけていくことに、テストステロンを増やす作用があるとされています。また、男性の更年期障害については、まだ情報や周りの理解が不足している現状があります。本人は不調を感じていても、見た目ではわからないので、「さぼってるのかな」「やる気がないんじゃないか」「本人の性格の問題」などと思われがちです。さらに、男性は子どものころから「男の子なんだから弱音を吐くんじゃない」といったことを言われて育った人も多く、周りの人に相談しづらかったり、相談できる相手も限られているという現状があります。
一方で、男性更年期障害だと思っていたらうつ病だった、というように、他の病気との見分けが難しい場合もあります。男性本人が男性更年期障害について知り、自分のできる方法で対処してみるだけではなく、家族をはじめとした周りの人も一緒に理解を深め、対応できるようにしていきたいですね。
ちぇぶらでは、更年期をよりごきげんに快適に過ごして行くためのヒントやアイデアを発信しています。更年期の症状別の対策ケア方法や更年期の体験談など気になる方は、ホームページ、YouTube公式チャンネル、Voicyをチェック! YouTube公式チャンネル更年期ケアの「ちぇぶらチャンネル」、Voicy 40代が美しく健康になるラジオで検索してみてくださいね。
AUTHOR
永田京子
株式会社ウェルネスシアター代表、ちぇぶら更年期トータルケアインストラクター 1,000名を超える女性たちの調査や医師の協力を経て “更年期対策メソッド”を研究・開発・普及。口コミで広まり、企業や医療機関など国内や海外で講演を行い述べ6万人以上が受講。2018年カナダで開催の国際更年期学会で発表。著書「女40代の体にミラクルが起こる!ちぇぶら体操(三笠書房)」、「はじめまして更年期♡(青春出版社)」。
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