56歳前後に要注意!実は男性にもある「更年期障害」症状と起こる仕組み、おすすめの漢方薬は?

 56歳前後に要注意!実は男性にもある「更年期障害」症状と起こる仕組み、おすすめの漢方薬は?
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永田京子
永田京子
2024-11-12
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周りの人も男性更年期障害について理解を深めることが大切

実はテストステロンは、生活習慣を変えたり、日頃の生活の少しの工夫で増える可能性のあるホルモンです。適度な運動や栄養バランスのとれた食事、十分な睡眠といった基本的な生活習慣を整えたり、気の合う仲間との時間を楽しんだり、趣味など自分が楽しいと感じられることを見つけていくことに、テストステロンを増やす作用があるとされています。また、男性の更年期障害については、まだ情報や周りの理解が不足している現状があります。本人は不調を感じていても、見た目ではわからないので、「さぼってるのかな」「やる気がないんじゃないか」「本人の性格の問題」などと思われがちです。さらに、男性は子どものころから「男の子なんだから弱音を吐くんじゃない」といったことを言われて育った人も多く、周りの人に相談しづらかったり、相談できる相手も限られているという現状があります。

一方で、男性更年期障害だと思っていたらうつ病だった、というように、他の病気との見分けが難しい場合もあります。男性本人が男性更年期障害について知り、自分のできる方法で対処してみるだけではなく、家族をはじめとした周りの人も一緒に理解を深め、対応できるようにしていきたいですね。

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永田京子

永田京子

株式会社ウェルネスシアター代表、ちぇぶら更年期トータルケアインストラクター 1,000名を超える女性たちの調査や医師の協力を経て “更年期対策メソッド”を研究・開発・普及。口コミで広まり、企業や医療機関など国内や海外で講演を行い述べ6万人以上が受講。2018年カナダで開催の国際更年期学会で発表。著書「女40代の体にミラクルが起こる!ちぇぶら体操(三笠書房)」、「はじめまして更年期♡(青春出版社)」。



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