「食中毒や食材の傷みが心配…」蒸し暑い季節、お弁当に入れない方がいいおかず6選|管理栄養士が解説
蒸し暑い季節はジメジメとして高温多湿になることから、食中毒菌も繁殖しやすい環境です。 この時期「お弁当にこのおかずは入れていいの?」と迷うことはないでしょうか。今回は蒸し暑い季節、お弁当に入れない方がいいおかずについて解説いたします。
お弁当に入れない方がいいおかず6つ
食中毒や食材の傷みが気になる蒸し暑い季節、お弁当に入れない方がいいおかずはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、お弁当に入れない方がいいおかずを6つご紹介いたします。
お弁当に入れない方がいいおかず1:生野菜
レタスなどの生野菜は加熱をせずに入れるため傷みやすくなってしまいます。また、時間がたつと水分が出て、食中毒菌が繁殖しやすい状態になってしまいます。そのため生野菜をお弁当に入れるのは避けた方がよいでしょう。
野菜は火を通すか、水分の出ないミニトマトであれば安心です。ミニトマトを入れる場合はヘタの部分に雑菌がついているため、ヘタを取って洗い、水気を拭き取って入れるのがおすすめです。
お弁当に入れない方がいいおかず2:ポテトサラダ
ポテトサラダは、実は傷みやすいおかずの一つです。デンプンが多いじゃがいもは傷みやすい傾向があります。
また、生野菜が含まれていることやマヨネーズと和えることで水分が出やすくなっており、他のおかずより傷みやすいため注意が必要です。
お弁当に入れない方がいいおかず3:半熟卵
半熟卵は中まで火が通っておらず、細菌が増える危険が高いため蒸し暑い時期のお弁当には適さないおかずです。
また、卵には食中毒菌である「サルモネラ菌」などがついている可能性もあります。「サルモネラ菌」は熱に弱いため、中まで火を通した固ゆでのゆで卵や卵焼きであれば、お弁当に入れても大丈夫です。
お弁当に入れない方がいいおかず4:もやし
もやしは水分量が多く加熱後にも水分が出やすいため、蒸し暑い季節にお弁当に入れると菌などが繁殖しやすい可能性があります。傷みが心配な方は、もやしなど水分が多い野菜をお弁当に入れるのはやめた方が良いでしょう。
お弁当に入れない方がいいおかず5:炊き込みご飯
炊き込みご飯は普通のごはんと比べ水分量が多く、蒸し暑い季節は傷みやすくなります。味の付いたご飯がよければ、ふりかけやノリなど水分量の少ないものや、梅干しなど殺菌効果のある食材をいれるのがおすすめです。
お弁当に入れない方がいいおかず6:汁気のある具材(煮物や和え物など)
煮物や和え物は水分が多く、食中毒菌が増えやすいため注意が必要です。お弁当に入れる際は汁気をしっかりと切って入れましょう。また、入れる際に、かつお節やすり胡麻と和えるなど工夫をすると、汁を吸うため水分が出にくくなります。
まとめ
蒸し暑い季節は、湿気も多く食品が傷みやすいためお弁当のおかずにも気を使います。
生ものや水分が多いおかずは細菌が増えやすいため避ける、汁気が出ないよう工夫するなど、ちょっとした注意で食材の傷みや食中毒のリスクを減らすことができます。
今回ご紹介した内容をお弁当をつくる際の参考にしていただければと思います。
【参考資料】
AUTHOR
津端奈緒美
管理栄養士/ライター。大学卒業後、病院の管理栄養士として栄養指導などに従事しながら社会人学生として修士課程を修了し、現在は博士課程を履修中。ライターとして栄養や健康に関する分野で科学的根拠に基づいた記事やコラムを執筆している。
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