米国のシェフや栄養士に学ぶ|食品ロスを減らすスマートな食べ方

photos by Jennifer Olson

米国のシェフや栄養士に学ぶ|食品ロスを減らすスマートな食べ方

食べものを無駄にしないように努めていても、まだ捨ててしまっている?今回はシェフと栄養士たちが台所から出るゴミをできるだけゼロに近づけ、残りものや野菜の茎に、新たな命を与えるためのヒントを教えてくれる。

テイクアウトのインド料理で残ったお米や、子どもが食べてくれないブロッコリーの茎、卵白だけ必要なレシピのときの卵黄など、まだプラーナや生命力が宿っているまったく問題のない食べものを捨てるときの気持ちを端的に表す言葉はないのだろうか。山のような野菜の茎をどうすることもできずに感じる後悔と罪悪感と諦めが入り混じったあの気持ちだ。
「私たちは農産物や肉のいちばんいいところだけを使って、見た目の悪い部分を捨てることに慣れてしまっている」と言うのは、ベジタリアンのための料理本『TossYour Own Salad』の著者でニューヨークでシェフをしているエディ・マクナマラだ。だが現代の食物生産や販売方法にも問題がある。それにまんまとのせられている私たちは、無意識に何でも買いすぎて無駄を出し、かつて食料庫やお金を有効に使っていた祖母たちの知恵を忘れてしまった。事実、アメリカでは40%もの食べものが捨てられている。米国農務省によると、生ゴミはゴミの中で最も大きな割合を占めており、埋立地に利用されているという。また一方では、4千9百万世帯が食料を満足に得られない状況にある。食べものを無駄にすることで生じるこの不均衡は、悲劇としか言いようがない。

story by Liz Krieger
photos by Jennifer Olson
food styling by Eric Leskovar
prop styling by Nicole Dominic
translation by Sachiko Matsunami
yoga Journal日本版Vol.59

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