垂れて広がったピーマン尻の原因は内腿にあり!【たった10秒】内転筋を鍛えるドルフィンエクサ

 垂れて広がったピーマン尻の原因は内腿にあり!【たった10秒】内転筋を鍛えるドルフィンエクサ
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須藤玲子
須藤玲子
2024-06-10

今回のターゲットはお尻です。垂れて横に大きく広がったピーマンのようなお尻を、桃尻に戻すドルフィンエクササイズをご紹介!ピーマン尻の原因と言われる内腿の筋肉にしっかりアプローチして、お尻をキュッと寄せて引き上げます。イルカの尾びれをイメージしながら、早速チャレンジしてみませんか?

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ピーマン尻になる原因とは?

ピーマン尻の主な原因は、筋肉の低下による脂肪の蓄積です。
お尻は元々脂肪の多い部分ですが、筋肉により垂れるのを防ぎ、桃のような丸みを保っています。ところが、筋力が衰えるとお尻を支えきれず、重力に負けて徐々に垂れ下がります。垂れたところに更に脂肪が溜まると横にも大きく広がってしまうため、ピーマンのような形に…。メリハリのないたるんだお尻になってしまうのです。

ピーマン尻解消の鍵となる筋肉とは?

 ピーマン尻を解消するには、お尻だけを鍛えるのではなく、周辺の筋肉を鍛えることが大切です。特に意識したいのは、内腿の筋肉(内転筋)です。

内転筋
イラストAC

内転筋は、股関節の付け根から太ももの内側・膝の内側に位置する筋肉です。
お尻の筋肉に繋がるインナーマッスル(骨盤底筋群)と繋がっているため、内腿を使うとお尻全体にその刺激が届きます。鍛えることで、垂れたお尻を下から持ち上げ、横に広がったお尻をキュッと中心に寄せることができるのです。

内転筋を鍛えよう!ピーマン尻を解消するうつ伏せドルフィンエクササイズ

内腿を寄せ合い、内転筋にアプローチしながらお尻に効かせるエクササイズです。イルカのかわいらしいイメージとは逆に、ちょっときついかもしれませんが、まずは10秒!頑張ってチャレンジしましょう。

やり方

1)両腕を枕にして、足を腰幅にしたうつ伏せで寝る

両腕を枕にしたうつ伏せの体勢
Photo by Reiko Sudo

2)かかとを突き出し、つまさきを立て、左右のかかとを真ん中で合わせる。足首をフレックス(90度)にして、つま先を開く(イルカの尾びれをイメージ)

両腕を枕にしたうつ伏せから左右のかかとをつけてつま先を開き足首を90度にした体勢
Photo by Reiko Sudo

3)かかとを突き出し、かかと、膝、内腿をぴったりつけたまま、脚を床から浮かせる(10秒キープ)

両方のかかとをつけてつま先を開いたうつ伏せから内腿を合わせたまま床から脚を浮かせた体勢
Photo by Reiko Sudo

ポイント

意識したい部分は内腿(内転筋)です。脚を上げる高さは低くても十分なので、左右の太腿が離れないように、しっかり寄せ合いながらキープしましょう。
まずは10秒でOK!慣れたら10秒を2~3セット続けて行うと更に効果的ですよ。

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須藤玲子

須藤玲子

2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。



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内転筋
両腕を枕にしたうつ伏せの体勢
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