「しつこい反り腰、もう嫌だ」ガチガチ背中が一気にほぐれ下腹部も引き締まる!広背筋ストレッチ
反り腰が長引くと背中の筋肉が硬く緊張した状態が続き、反対にお腹側の筋肉がゆるんで下腹部もポッコリになりやすいと言われています。そこで今回は反り腰を根本から改善したい方に向けて、しつこい反り腰を解消し、背中の緊張をゆるめ下腹部を引き締める一石二鳥ストレッチをご紹介します。
反り腰とガチガチ背中&ポッコリ下腹部の関係
反り腰の原因はいくつか考えられますが、大きな原因の一つに姿勢不良が挙げられます。姿勢不良の代表的な姿勢が猫背。いわゆる背中が丸くなり、肩甲骨が外側に逃げて背中が広く見える状態です。
この状態で無理に姿勢を良くしようと必要以上に背中の筋肉を使ったり、肩甲骨を内側に寄せて胸を張った姿勢を頑張りすぎてしまうと、かえって背面の筋肉が緊張し硬くなり、反対側(表面)にある下腹部を引き締める役割を担う腹横筋や腹斜筋と呼ばれる腹部の筋肉は伸びて弱くなってしまいます。
根本的に反り腰を解消するカギは広背筋!
広背筋は骨盤・背骨から腕の骨の内側に付着しており、人体で最も面積が大きい筋肉と言われていて、主に肘を後ろに引く・腕を内に捻る動きの時に働く筋肉です。
広背筋は骨盤までつながっているので、背中の緊張状態が続くと骨盤の後方の部分が上の方に引き上げられ、それに伴い骨盤が前方へ傾きます。これが、腰が反った状態、いわゆる反り腰を作ってしまうと考えられています。
反り腰根本改善のためには広背筋の緊張をゆるめることが大切で、広背筋をゆるめるとガチガチな背中がほぐれ、下腹部の筋肉もうまく働くようになりみるみる引き締まっていきます。
今回は硬くなりやすい広背筋を、座ったまま簡単にほぐせる反り腰解消ストレッチをご紹介します。
ガチガチ背中・ポッコリ下腹部を根本から改善!反り腰解消ストレッチ
<やり方>
1)あぐらの姿勢から右脚を斜め前に伸ばし、左足は曲げたままの姿勢になる。この姿勢がキツイ方は、お尻の下にヨガブロックやクッションを入れて高さを出すと骨盤が立ちやすくなります
2)左手で右足の小指側を掴む。この時、膝はたくさん曲げてOKです
3)息を吐きながら、足裏を前の見えない空気を押すように、反対にみぞおちは斜め上に押し上げるイメージで背中を丸めましょう。この時の注意ポイントは腰ではなく肋骨からお辞儀するようにみぞおちから動かすことを意識します
4)伸びている左の背面全体に呼吸を送るイメージで、このポーズのままゆっくりと5回呼吸します
5)反対側も同様に行いましょう
▼ 詳しい動きを動画で確認しながら、一緒に動いてみましょう ▼
AUTHOR
津村早紀
営業職としてストレス過多で違和感を抱えながら働く日々の中で、ヨガを通して心のゆとりを取り戻し、自分の心に素直に生きる心地よさを体感し、インストラクターの道へ進む。現在は働く女性の「カラダを変えたい」&「ストレスフル」を解決すべく骨格矯正の要素を取り入れたボディメイクヨガとマインドフルネス瞑想を掛け合わせた【ナチュラルボディメイクヨガ】を考案。心と身体を両方バランスよく整え、しなやかな「自分軸」を育み、自分らしく生きる方法を発信している。オンラインや都内スタジオを中心に活動中。
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