初夏の美肌対策に!ビタミンCとクエン酸がたっぷり摂れる「小夏みかんの寒天ゼリー」


こちらでは、全て肉、卵、乳製品、小麦、白砂糖を使わないヴィーガン&グルテンフリー料理を連載しています。美容や健康、環境のことが気になる方に積極的に食べて欲しい「からだと地球に優しいレシピ」を旬の野菜料理でご紹介。筆者は、【VeganGlutenfreeマンツーマンのオンライン専門学校YOKO】を主催する獣医師&栄養学講師であり、自身も3人子育てママ。医学と栄養のプロとして、手軽さと栄養を重視した「ヴィーガン&グルテンフリー簡単レシピ」をご紹介します!
「小夏みかん」は温州みかんよりひとまわりほど大きく、鮮やかな黄色い皮の果実で、独特の甘酸っぱさが特徴です。日向夏(宮崎県)やニューサマーオレンジ(愛媛県や静岡県など)と同じ柑橘ですが、主に高知県で育てられているものは「小夏みかん」と呼ばれ、高知での品種改良が進んで産地独特の爽やかな風味が生まれました。甘酸っぱい果汁がたっぷりジューシーで、汗ばむ季節にぴったりの美味しさです。

美肌対策!
小夏みかんは、通常のオレンジのみかんと同様に、ビタミンCが多いです。ビタミンCはその抗酸化作用からシミを予防し、コラーゲン生成も促すため紫外線で傷んだ肌や髪の毛の弾力も、回復させます。また、小夏みかんのクエン酸はみかんよりも多く、その爽やかな風味の特徴となっています。クエン酸にも抗酸化作用があり、美肌や疲労回復を助けてくれます。
そのまま食べてももちろん美味しい小夏みかんですが、寒天ゼリーにして楽しむおしゃれレシピをご紹介!ジューシーなので、実を潰さなくてもゼリーのジュース部分になって簡単!是非、初夏の爽やかなおやつに「小夏みかんゼリー」を作ってみてくださいね!
【初夏の美肌対策・小夏みかんの寒天ゼリー】

◉材料(2人分)
・小夏みかん・・・2個(皮を剥いて実の部分100g)
・砂糖・・・大さじ1
・粉寒天・・・小さじ1/2(1g)
・水・・・100ml
◉作り方
1. 小夏みかんは皮ごと2分割してから、さらに3等分して1/6カットにする。
2. ボウルの中で、写真のようにティースプーンで実をこそげとる。房の皮や種は除く。
3. 小鍋に砂糖、粉寒天、水を入れ、中火で沸騰させてからさらに1分砂糖などが溶けるまで加熱
4. 火からおろし、2の小夏みかんを小鍋に加えてよく混ぜ、器に移して30分以上冷蔵庫で冷やす



小夏みかんは果汁が多く、実をこそげとる時にまな板の上だと果汁がどんどん流れてしまいます。せっかくの汁が飛び散らないように、ボウルの底に小夏みかんをつけながらスプーンで取ってくださいね!
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