あなたの不調は、自律神経の乱れが原因かも?自律神経のバランスを整える背中ストレッチ
なんとなく不調が続いている人は自律神経が乱れている可能性がありますが、自律神経の乱れは背骨まわりの筋肉が凝っているのが原因かもしれません。今回は自律神経のバランスを整える背中ストレッチをご紹介します。
なんとなく不調が続くのは自律神経の乱れが原因
頭痛・めまいがする、疲れやすい、眠れないといった原因不明の“なんとなく不調”は、自律神経の乱れが原因の可能性があります。
自律神経は血圧や呼吸数など体内の特定のプロセスを調節している神経系のこと。意識的な努力を必要とせず、自動的に機能するのが特徴ですが、朝と夜の寒暖差が激しい季節や、雨や晴れなど天気が安定しない時期は自律神経が特に乱れやすいと言われています。
自律神経の通り道は背骨
自律神経は背骨のまわりに多く通っています。そのため、首や背中周辺の筋肉が凝り固まって背骨が柔軟に動かせなくなると、自律神経もうまく機能できなくなってしまうのです。ですので、背中や首が硬い方で不調を抱えている方は首や背中のストレッチをして筋肉を柔軟にすることで諸々の不調が解消されることもあります。
また、背中が柔軟になると姿勢も良くなるため呼吸がしやすくなります。不調を抱えている方の多くは呼吸が浅く、全身に酸素や栄養が行き渡りにくくなっています。呼吸が深くなると酸素や栄養が行き渡るので体の調子が良くなるのに加えて気持ちも安定しやすくなりますので、呼吸は心身の健康にとても重要となり、深い呼吸を意識するのもおすすめです。
自律神経バランスを整える!背中ストレッチ
自律神経を整えるには背中まわりの筋肉の柔軟性も関係するというのが分かったところで、実際に背中のストレッチをしてみましょう!
<やり方>
1)四つん這いの姿勢になり背中を丸める
2)背中を丸めたら手のひらと膝で床を押し、背中を天井に押し上げるようなイメージで背中の筋肉を丁寧に伸ばす
背中を丸めた時、お腹を覗き込むようにすることで首まわりの筋肉、お尻の尾骨を下に向けるようにすることで腰の筋肉が伸びていることを意識しましょう。
3)お尻の尾骨を天井に見せるようにして腰を反らし、へそを床に近づけるようにして丁寧に背中を反らし、胸を張る。胸を前に見せるようにして、胸をはることで呼吸を深めやすくし、胸まわりの筋肉を伸ばします
首がすくんでしまうと呼吸が入りづらくなったり伸びなくなるので、首も長い状態をキープするように気をつけましょう。
4))お尻を後ろに引いて、さらに伸びを深める
背中を反らした状態をキープしながら、お尻を後ろに引いて伸びを深めていきます。この時も胸を張って首を長くすると呼吸が入りやすくなります
5)背中を丸めながら1)の状態に戻り、動きを繰り返す。1つ1つ丁寧に伸ばしつつ、背骨をなめらかに動かすイメージを持って行いましょう。1日10回ほどを目安に行うといいです。
今回ご紹介したストレッチはヨガのキャットカウポーズをアレンジしたものになります。キャットカウポーズが苦手だと感じる方ほどこのストレッチを行っていただくと、体の不調はもちろん姿勢も整うのでぜひ毎日続けてやってみてください。
寝ている間に背中は硬くなりやすいので、このストレッチは朝行うのがおすすめ。朝行うことで体の目覚めスイッチである自律神経の交換神経を働きやすくでき、一日が気持ちよく過ごせるようになります。
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AUTHOR
yurina
美容専門学校を卒業後、更にカナダの美容専門学校へ留学。カナダ滞在中にメイクアップアーティストとしても活動。 もともと自身の肌が弱いことと世界旅行が趣味ということもあり、オーガニックコスメに魅了され、帰国後オーガニックコスメのセレクトショップで働きながら化粧品成分、オーガニックコスメについて学ぶ。オーガニックライフを送る中で、自分の生き方とヨガが通ずるものがあると感じ、ヨガインストラクターの資格を取得しにハワイへ。フリーのヨガインストラクターとして現在名古屋・岐阜を中心に活動中。
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