20代・30代の頃とは気力も体力も違うから。更年期女性が疲れにくいスケジュール管理の方法とは


更年期の方に向けたサービス「よりそる」を運営する高本玲代さんが綴るコラム連載。高本さんご自身もまさに更年期世代。わかりやすい不調だけではない更年期の影響について、体験を交えてお話しいただきます。
20代、30代のころに比べると圧倒的な体力の衰えを感じるお年頃、それが40代から始まる更年期です。不調が出ることもあり、パフォーマンスが出なくて悩む女性も多いです。そんなあなたに、更年期でも疲れにくいスケジュール管理をお伝えさせていただきます。
最初に抑えるのは睡眠時間と自分時間
スケジュールは、そのまま放って置くとどんどん入ってくるものです。でも、何をこなすにも体力勝負。体力が低下しているこの時期は、それなりの時間の使い方をしていくことがおススメです。その時大事なのが睡眠と、ほっとできる自分の時間や楽しめる時間です。この2つがなければ、メンタルダウンしてしまう可能性もあります。ここを確保した上で仕事や家族の予定を入れていきましょう。
仕事上集中力が必要な予定は午前中にまとめましょう。一番集中できる午前中には頭を使う、もしくは集中しなければいけないことをやりましょう。逆に私は母を病院に連れていく、内部での打ち合わせ、子どもの予定などはできるだけ午後に回しますし、どうしても午前中に予定が入りそうな時は午前中にできるだけ後半にしています。
やることよりもやらないことを意識しよう
冷静に考えたら「そもそもコレやらなくていいんじゃないの?」って思うことは案外あるものです。「やらなきゃいけないけど、やるのは自分でなくてもいいんじゃないの?」というタスクもあります。そういったことを冷静に考えるようにしましょう。また、「今じゃなくてもいいんじゃないの?」というタスクもあります。そういった形で「やらないこと」は書き出していきましょう。
忙しくなればなるほどそういうことを整理できなくなるので、空いた時間や休みの日に一度書き出して整理していくのがおススメです。
限られた時間でパフォーマンスを出していくには、冷静に今の時間の使い方を振り返っていく必要があります。是非、上手にこの時期を乗り越えていってくださいね。
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