太りやすい原因は股関節の硬さかも?【1日5回これやるだけ】股関節の可動域を広げるエクササイズ
下半身が太りやすい…。痩せにくい…。そんな方は実は股関節の硬さが原因かもしれません。今回は、股関節が硬くなる理由と股関節の可動域が広がるするための簡単なストレッチをご紹介します。
下半身が太りやすいのは股関節の硬さが原因
下半身が太りやすく痩せにくいという方は股関節が硬いのが原因かもしれません。まず、股関節まわりの筋肉が強張るとリンパの流れが悪くなり、冷えやむくみが生じやすくなるため、脂肪を溜め込みやすい状況になります。また、股関節が硬く、可動域が狭かったり、動きの偏りがあるとO脚やX脚の脚の歪みにつながり、脚が歪むと筋肉や脂肪のつき方もバランスが悪くなるため、脚が太く見えやすくなります。
さらに、股関節周辺の筋肉は骨盤につながっているので、骨盤の歪みから姿勢が悪くなりぽっこりお腹にもつながるなど股関節が硬いことは下半身を太りやすくする要因がたっぷり詰まっているのです。
股関節を柔らかくするには?
股関節は骨盤下部にある凹み(寛骨臼・かんこつきゅう)に大腿骨という端が球体の太腿の骨がはまりこんでいる球関節になります。球関節なので前後左右自由に動かせる本来可動域の広い関節です。本来可動域が広い関節をスムーズに動かすためには股関節に付着している筋肉を柔らかくする必要があります。
股関節の動きをスムーズにするための筋肉は大きく3つ
● お尻の筋肉(大殿筋・中殿筋):股関節を外旋・内旋の可動域をあげる筋肉。内股、外股にする動きです
● 内腿(内転筋):股関節を外転させる筋肉。開脚するときによく伸びる場所
● 腿裏(ハムストリング):股関節の伸展に関わる筋肉。前屈するときによく伸びる筋肉
これらの筋肉をストレッチすることで股関節の可動域は広がるといえますので、ここからはこの3つの場所を柔らかくできるストレッチをご紹介します。
股関節の可動域を広げるストレッチ
今回紹介するストレッチは1つの動きでお尻・内腿・腿裏の3つが同時に伸ばせるエクササイズです。日々ストレッチをじっくりする時間がない方にもおすすめです。
<やり方>
1)四つん這いの姿勢になる
2)片足を膝よりも少し前の横に出す。この時、つま先と膝をなるべく横向けることによって次の動きでお尻の筋肉をよく伸ばすことができます
3)お尻を後ろに引いて後ろの踵に近づける。お尻を後ろに引くにつれて腿裏・内腿・お尻の筋肉が伸び、少し腰を反らせ気味の方がよく伸びます
4)それぞれの伸びを感じながらゆっくり5回繰り返し、反対も同様に行う
▼ 詳しい動きを動画でチェックしたい方は、こちらからどうぞ ▼
AUTHOR
yurina
美容専門学校を卒業後、更にカナダの美容専門学校へ留学。カナダ滞在中にメイクアップアーティストとしても活動。 もともと自身の肌が弱いことと世界旅行が趣味ということもあり、オーガニックコスメに魅了され、帰国後オーガニックコスメのセレクトショップで働きながら化粧品成分、オーガニックコスメについて学ぶ。オーガニックライフを送る中で、自分の生き方とヨガが通ずるものがあると感じ、ヨガインストラクターの資格を取得しにハワイへ。フリーのヨガインストラクターとして現在名古屋・岐阜を中心に活動中。
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