4月。新しい環境に早く慣れるために更年期世代が注意したいたったひとつのこととは

 4月。新しい環境に早く慣れるために更年期世代が注意したいたったひとつのこととは
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高本玲代
高本玲代
2024-04-10

更年期の方に向けたサービス「よりそる」を運営する高本玲代さんが綴るコラム連載。高本さんご自身もまさに更年期世代。わかりやすい不調だけではない更年期の影響について、体験を交えてお話しいただきます。

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4月になり、新年度になると環境が変わり、その変化についていけないと悩まれる方も多くおられます。

また環境の変化にストレスを感じておられる方も多くおられます。

そんなこの時期、どのようにして乗り越えれば良いのかをお話しさせていただきます。

気合の入れすぎに注意

お子さんの入学などイベントが多いこの時期。不調になるほど「ものすごく緊張します」と言っている方が多いです。

でも思い出してください、ご自身が入学式の時って、親のことを見てましたか?

子供は自分のクラスがどうか、とか新しい環境がどうか、とかそちらにいっぱいいっぱい。入学式の時親がどうだったかなんて何の印象もありません。

親は「子供が新しい生活にうまくなじめるか」などやきもきするかもしれませんが、ある意味それは新しい成長のステージにいるわけです。

親が思う以上に子供はたくましいものです。逆に思いもよらないところでトラブルを抱えることもあるかもしれません。

それなら、そうなった時に考えていくしかないのです。

「子供の乗り越える力を信じてあげる」ということを意識してみてください。

また、仕事面の変化で辛さを感じる方もおられるかもしれません。でも、誰でもそんなに簡単に新しい環境にすぐなじめるわけではありません。ご本人が思う以上に、3か月ほどは周りは「環境になじむ期間」と考えてくれます。ましてや一年回してみないと、一通りのことはわからないものです。

最初から「何もかも完璧にやろう」と思いすぎるとその思いが「プレッシャー」になります。

一年かけてきちんと覚えて、来年の今頃はかなり上手に回せるようになろう、くらいの気持ちで良いかと思います。

新しい環境を提供されている状況は、人として自分が成長できる状況にいると考えてください。

今は学びの時期です。どんどん色々なことを吸収していきましょう。

そう考えると、気持ちはずっと楽になりますよ。

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AUTHOR

高本玲代

高本玲代

フェムテック起業家・社会活動家。自身のウツや更年期の経験から更年期女性のケアプロ グラム「よりそる」を立ち上げる。東京都をはじめとする自治体やポーラをはじめとする 企業向けに研修を実施。NHKをはじめメディア掲載50社以上。「がんばらない更年期」 についてYoutube「更年期アカデミー よりそる」で発信中。



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