ゆるダイエット、継続のカギは"焼き梅干し"?太りにくい体を作る、春の食養生

 ゆるダイエット、継続のカギは"焼き梅干し"?太りにくい体を作る、春の食養生
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佐藤 舞
佐藤 舞
2024-03-19

春の訪れと共に、気温が段々と高くなり、あっという間に薄着の季節がやってきますね。薄着になるこれからの季節にむかって、ダイエットを意識される方も多いのではないでしょうか?ダイエットを始めたいけど、なかなか続かなかったり…と悩みますよね。今回は、身近な食材の"梅干し"をつかったゆるやかで続けやすいダイエットのコツをご紹介致します。

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カラダづくりの準備をはじめましょう

だんだんと暖かくなり、寒さに震えて着込んでいた服も軽くなったのに、なんだかカラダは重いまま…。ダイエットを意識し始める方も多いのではないでしょうか。冬は寒さから身を守るために脂肪を溜め込みやすくなりますが、暖かくなってくるとその必要もなくなり、ダイエットのきっかけ作りにはピッタリな時期でもあります。さらに、カラダが脂肪を溜めこまなくなるだけでなく、気候が良くなり屋外での活動や運動をする機会が増えることで、消費エネルギーも増加する傾向に。暖かな春を迎えたいま、冬太りを解消するためにもウォーキングやヨガなど適度な運動や、ヘルシーな食生活で健康的なカラダづくりの準備をしていきませんか?

ダイエットと言うと、なかなか長続きできなくて、挫折してしまったりしますね。そこで、身近な食材である"梅干し"を使った簡単・手軽にはじめられる「焼き梅干し」ダイエット法をご紹介します。

梅干しを焼く!?「焼き梅干し」でお手軽ダイエットをはじめよう

「梅干し」は、健康や美容が気になる方にもおすすめな食材です。梅には動物性乳酸菌よりも効果が期待されている植物性乳酸菌を含み、便秘予防効果や、クエン酸による新陳代謝を高めてくれる効果があると言われています。今までは、疲れを取るすっぱい食べ物と思われていた梅干しですが、太りにくいカラダを作るためにも効果的な食べ物でもあるんです。

梅干しは、そのまま食べても美味しく栄養価が高いのですが、加熱することにより、さらにダイエット効果が期待できると言われています。焼き梅干しの効果がすごいと言われる主な理由は、梅干しを焼くことで発生する成分に変化が起こるからです。

もともと梅干しには「バニリン」という成分が含まれています。この成分は、脂肪細胞に刺激を与え、脂肪の燃焼を促す効果があると言われています。バニリンは加熱により増加するため、焼き梅干しを食べることでより効率的に摂取できます。さらに加熱により生成するムメフラールという成分により、血流の改善や新陳代謝の上昇も期待できると言われています。

「焼き梅干し」をつくってみよう!

それでは、焼き梅干しの作り方をご紹介します。作り方はとっても簡単!加熱方法は、フライパンや電子レンジどちらでもお手軽に作ることができます。また、一度温めると効果は持続するという点が嬉しいですね。

フライパンでの作り方
・フライパンに梅干しを並べる。
・焦げ目がつかないようにコロコロと転がしながら全面をまんべんなく焼く。
※梅干しの表面が焦げないように弱火でじっくりと加熱をしましょう。

○ 電子レンジでの作り方

・耐熱容器に梅干しを重ならないように並べ、ラップに包む。
・500ワットで約1分間加熱する。梅干しの中までしっかりと温まっていれば出来上がり。

加熱することにより、酸っぱさがやわらぎ食べやすくなりますよ。

お手軽アレンジ法「焼き梅干しの白湯」

また、焼き梅干しのアレンジとして、「焼き梅干しの白湯」もオススメです。作り方はこちらも簡単!白湯に焼き梅干しを入れただけの簡単にできるあったかい飲み物です。

胃腸を温められる白湯が合わさることで、腸を整えて、代謝をアップさせてくれたりと、健康や美容に嬉しいさまざまな効果が期待できると言われています。白湯は何も混ぜないため、人によっては味気ないと感じる方もいると思いますが、焼き梅干し白湯は、梅干しの風味も加わり、アレンジのひとつとして、飲めるのが魅力です。

身近な食材である梅干しにひと手間をかけるだけで、無理なく続けられる「焼き梅干し」を、健やかなカラダづくりに取り入れてみてみてくださいね。

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AUTHOR

佐藤 舞

佐藤 舞

豊富な知識と、ローフードやヨガインストラクターの資格をもち、楽しみながら実践するオーガニック&ヨガライフを提案。毎日の暮らしの中に「Inner Peace」を大切に、心潤うライフスタイルを送る。休日の楽しみは、料理や、ファーマーズマーケットで生産者さんとの直接の交流を深める時間を過ごすこと。



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