レタスは9月までが旬!レタスをひと玉買った時にやっておきたい、長持ちする保存方法は|栄養士が解説

 レタスは9月までが旬!レタスをひと玉買った時にやっておきたい、長持ちする保存方法は|栄養士が解説
Adobe Stock

シャキッとした軽やかな食感でサラダになくてはならない存在のレタス。一玉買ったけど、どうやって下処理したらいいのかな?保存しているうちに変色してしまった…といったことで悩んだことはありませんか?この記事ではレタスの簡単な下処理の方法と長持ちさせる保存方法についてご紹介します。

広告

レタスってどんな野菜?

レタスはキク科の野菜で、日本ではなんと平安時代から栽培されています。本格的に普及し始めたのは戦後に西洋の食事が日本に広がり始めてからで、このころからサラダとして生で食べ始められたそうです。

レタスには私たちがよく食べる結球性の「玉レタス」の他にもサニーレタスやサンチュなどの「リーフレタス」、ロメインレタスなどの「立ちレタス」、葉ではなく茎を食べるタイプの「ステムレタス」の4タイプに分類されます。

含まれる栄養素は、主にβカロテン、ビタミンK、葉酸などです。特にビタミンKは血液凝固や骨の形成に関わる栄養素で、骨粗鬆症の予防に期待できます。

レタスの簡単な下処理の方法

・芯をくりぬく

まずは葉をはがしやすくするために芯をくりぬきます。レタスの芯を上に向けた状態でまな板に置き、親指で芯の部分をぐっと押し込むと芯の部分が下に沈み込みます。芯を指でつかんでねじるように動かすときれいに取り出すことができますよ。一度に使い切らない場合は芯はくり抜かずに使う分だけはがします。保存方法は下でご紹介するのでチェックしてくださいね。

・洗って冷水にさらす

次に1枚ずつはがして流水で洗います。一玉を一気に使い切る場合は、くり抜いた芯のところに水を流し入れるときれいにはがすことができます。洗う時は、10℃以下の冷たい水で洗うとシャキッとした食感になるのでおすすめ!5分以上さらすと水溶性のビタミンが流れ出てしまうので、5分以内に引き上げてくださいね。

・水気をしっかりと切る

レタスをおいしく食べるために一番重要なのが水切りです。水気が残っていると料理が水っぽく味が薄くなってしまうので、キッチンペーパーやサラダスピナーでしっかりと行ってください。

レタスを長持ちさせる保存方法とは?

レタスを長持ちさせるポイントは芯の成長を止めることと葉の水分量をキープすることです。ここでは一玉買った時に簡単にできる保存方法と、カットレタスの保存方法をご紹介します。

【ひと玉買った時の保存方法】

1.芯につまようじを三角形型に3本指す

2.湿らせたキッチンペーパーで包む

3.ラップで包む

4.ポリ袋で包む

【カットレタスの保存方法】

1.すでに変色しているものは取り除く

2.湿らせたキッチンペーパーを敷いた密閉容器で保存し、なるべく早く食べきる

カットレタスも玉のレタスと同じように水分量をキープすることが長持ちのコツです。ただしすぐに食べきることが前提とされている商品なので、買ってから2日程度で食べきるようにしてくださいね。

まとめ

今回はレタスの簡単な下処理の方法と長持ちする保存方法をご紹介しました。下処理の方法はまず芯をくり抜くことでその後の作業が楽になります。レタスはひと玉使い切る場合と1枚ずつ使う場合で下処理や保存方法が異なるので、使い方に合わせておいしく保存しましょう。

参考サイト:

農畜産業振興機構 レタス

農林水産省 もっと知りたい葉物野菜

キューピー レタスサラダの基本

※コピペチェッカーの結果

広告

AUTHOR

管理栄養士 野口久美子

野口久美子

管理栄養士/調理師。大学卒業後、保育園栄養士と食品開発の仕事を経てフリーに転身。現在は子育てをしながらライターとしてレシピ紹介や栄養に関する分野でコラムを執筆している。



RELATED関連記事