βカロテンはレタスの約15倍!ベビーリーフの驚くべき栄養価とオススメの食べ方【管理栄養士が解説】

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βカロテンはレタスの約15倍!ベビーリーフの驚くべき栄養価とオススメの食べ方【管理栄養士が解説】

佐藤彩香
佐藤彩香
2021-06-18

ベビーリーフは色も鮮やかで、食卓を彩るのにおすすめの食材です。ただその栄養素がなかなか知られていないのが現状です。今回はベビーリーフの驚くべき栄養素についてお伝えします。

こんにちは。

管理栄養士の佐藤彩香です。

皆さんは、ベビーリーフを普段の食事で召し上がりますか?おかずにもう1品、何か追加したいときに便利なのがベビーリーフです。安くて栄養満点のお野菜で、何より包丁要らずの万能な野菜ですね。

ではベビーリーフについて詳しく解説していきましょう。

ベビーリーフの特徴

ベビーリーフの特徴をまとめると、

①通年で出回っているので、購入しやすい

②包丁要らずで、洗ってそのまま食べることができるので、使いやすい

③葉っぱが柔らかく食べやすい

④よく売られているベビーリーフは、異なる多くの品種が入っている=様々な栄養素が摂れたり、色鮮やかになる

⑤幼葉の持つ栄養をまるごと摂取できる=栄養価が高い

など嬉しいポイントばかりです。今回は⑤のポイントを掘り下げていきましょう。

ベビーリーフが持つ嬉しい栄養素

①βカロテン

βカロテンは、体内で必要に応じてビタミンAに変換されて作用します。役割としては、皮膚や粘膜の健康を維持や、視覚の反応に重要な役割をするなど大事な働きがあります。また、抗酸化作用や免疫などにも関連があり、ストレスが多い方や、いつまでも若くいたい方へのアンチエイジングにはとても大事な栄養素です。

よくサラダに使用するサニーレタスと比べると、レタスが、100g当たり約240㎍に対して、ベビーリーフは15倍の約3,600㎍も含まれています。とてもおすすめです。

②ビタミンC

ビタミンCは、コラーゲン構築の際に機能し、かつ抗酸化作用もあり、とても大事な栄養素です。βカロテンと同じく、ストレスが多い方や、いつまでも若くいたい方へのアンチエイジングには、とても大事な栄養素です。また喫煙をする方やお酒を飲む方などは消耗が激しいのでより意識が必要になります。上記のようにレタスと比べると、約7倍です!

③カルシウム

どの世代でも足りていないカルシウム。カルシウムは骨の構成要素であり、骨粗鬆症の予防にもしっかり摂取したい栄養素です。また血液凝固や心筋の収縮作用、筋肉の興奮性を抑えるなどの働きもあり、身体にとって欠かせない栄養素です。

④鉄分

酸素を運ぶ上で大切な栄養素が鉄分。また神経伝達物質にも大きく関わっていくため、鉄欠乏になると、神経伝達物質の合成がうまくおこなわれません。さまざまな精神症状が現れ、睡眠のリズムが乱れるなどにも繋がるので、しっかり摂取することが大切です。ただベビーリーフに含まれる鉄分は非ヘム鉄のため、吸収があまりよくないです。そのため良質なたんぱく質やビタミンCを多く含む食品と一緒に摂取することで吸収率があがると言われています。たんぱく質が多い肉や魚や卵と組み合わせてましょう。また、胃酸によっても吸収が促進されるので、食べるときはゆっくり噛んで食べましょう。

栄養満点のベビーリーフの保存方法

しばらく食べずに冷蔵庫に入れっぱなしにしておくと、しんなりとしてしまいます。鮮度を長持ちさせるための保存方法と工夫をご紹介します。

①ベビーリーフを洗い、ザルで水気をしっかり切ります。
②水で湿らせたクッキングペーパーを保存容器にひき、ベビーリーフを入れます。
③クッキングペーパーで包み、蓋を閉めて冷蔵庫で保存します。


以上の方法で保存すると、より鮮度が高く保てます。

食べるのなら、たんぱく質と組み合わせて

とても栄養価が高いベビーリーフですが、他の野菜と組み合わせるだけでなく、肉や魚や卵や大豆製品と組み合わせることがポイント。ビタミンCや鉄分は特にたんぱく質との組み合わせがおすすめ。組み合わせることで、コラーゲンの生成はもちろん、鉄分の吸収も良くなり、疲れにくい身体作りができます。

ベビーリーフ
肉や魚、卵や大豆製品などと組み合わせるのがオススメ。photo by Adobe Stock

年中で手に入りやすく、包丁も要らず調理もしやすい。そして栄養素が豊富なベビーリーフをぜひ食卓に取り入れてみてくださいね。

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佐藤彩香

佐藤彩香

管理栄養士、予防医学士。 企業や保育園で栄養カウンセリング、献立作成、栄養計算、店舗運営を経験し、その後独立。実践型の栄養サポートを行い、プロアスリートからスポーツキッズ、ダイエット希望の方など累計5,000人を超える人々と関わる。現在はパーソナル栄養サポート、専門学校非常勤講師、セミナー講師、ライター活動、レシピ開発なども行いながら「あなたのかかりつけ栄養士」として活動している。

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