キャパオーバー、起こしてない?抱え込みすぎてしまう人へのヨガ的アドバイス

 キャパオーバー、起こしてない?抱え込みすぎてしまう人へのヨガ的アドバイス
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櫻井麻美
櫻井麻美
2018-09-27

忙しい毎日を過ごしているとやることがたくさん!仕事や生活、あれこれとタスクが浮かんできます。追われるタスクに苦しめられていませんか?キャパオーバーを起こす前に、自分の心に聞いてみましょう。

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今の状態をしっかり把握しよう

まず、なぜキャパオーバーを起こしてしまうかを考えてみましょう。理由は二つ考えられます。一つ目は自分の容量をしっかり理解できていないということ。自分がどれだけ抱えられるかをわかっていないと、それ以上のタスクを抱えてしまうことにつながります。二つ目は、自分の容量を理解してはいるけれどそれを上回るタスクを抱えてしまっているということ。すべてを自分で抱えてしまい、結果としてそれらをこなすのは難しくなってしまうパターンです。どちらにしても必要なのは、自分がどういった状態をしっかり把握することです。

ヨガで自分と対話してみよう

自分の状態を把握するにはヨガがとても役立ちます。ヨガでは内観を重視します。ただ体を動かすだけではなく、その時の自分を感じることが大切です。呼吸の様子、体の感覚、そしてマインド。内観をすることで自分が今どのような状態なのかを理解していく作業です。だんだんとこの作業に慣れてくるとヨガの最中だけでなく、日常においても自分の状態の理解ができるようになってきます。いっぱいいっぱいになってしまうと、自分を見失ってしまうことが多々あります。自分ではこなしきれない量のタスクを抱えてしまっている状態では、自分がいっぱいいっぱいであることにすら気づかず、結果うまくすべてをこなせなくなってしまいます。まずは自分の現状に気づきましょう。そしてそれからどのような行動に移せばいいのか、考えましょう。

自分にも思いやりをもって

自分の容量がわかったら、自分に見合ったタスクだけ引き受けるようにしましょう。たくさんをいっぺんに引き受けてそれぞれがおろそかになってしまうより、適正な量のタスクをしっかりこなした方が結果的に効率がいいでしょう。容量がわかっているけれども、抱えざるを得ない状況に陥っている場合は、誰かに助けを求めるべきです。手伝ってくれる人を探したり、生活のことだったら外注してみるのも手です。自分で全て抱えてしまうタイプの人は自分だけでやらなければいけないと思いがちです。自分を苦しめてしまわずに、周りの人に甘えてみましょう。迷惑をかけてはいけないと思わなくていいのです。誰かが困っている時には同じように自分が助けてあげればいいだけですから。

 

キャパオーバーを起こしてすべてを台無しにする前に、しかるべき手を打ちましょう。そのためには自分との対話が必要です。一人が抱えられる荷物の量はある程度決まっています。疲れた時は休む必要があるし、持ちすぎている時は何かを手放さなければいけません。ヨガを通じてより自分を理解し、必要があればだれかを頼ってみましょう。そして誰かが助けを必要としていたら、救いの手を差し伸べてあげましょう。自分にも周りにも、思いやりをもって大切に。それもヨガの教えの一つです。

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